You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

Category: ◆本を読むと眼から血が出ませんか?=映画本読書感想文  

ふっしぎしぎまっかふしぎル~ワ~

IMG_0811.jpg先週Amazonから届いた2冊の本を読了。ひとつは毎回いつ出るのかまるでわからないシャブ中の発作の様な本"海外ドラママニアックス"シリーズ最新刊「別冊映画秘宝/不思議TV」。もう一冊はおなじく別冊映画秘宝の「厭な映画」

まず「不思議TV」の方から感想を書いておくと、シリーズとしてはスタトレ特集だったVOL.5(2009年発行)以来の発刊だと思うのだけど(一昨年出た「怖いテレビ」が今回と似た様な内容だったので同系列にカウントした方が良いのかもしれないが)メイン特集はまもなく13年ぶりに新シリーズが(最近は映画だけじゃなくてドラマもリブートだ続編だと騒がしい限り。あの「ツインピークス」までもが復活するそうだし)オンエアされる「Xファイル」。

誌面では全シーズン及び劇場版2作についてのガイドならびにトリビアが満載(約80ページの大特集)「Xファイル」については日本でレンタル開始された当初からずっと追いかけていた番組だったのでそれ関係の記事も当時そうとう読んだ物だったが、この本を読んでみると意外に知らないことは山のようにあって新鮮な驚きに満ちていたのだった(スピンオフドラマ「ローン・ガンメン」のオンエアが数年早かったらヒットしていたハズだというプロデューサーの自信に満ちた(或いは負け惜しみか?)コメントは笑ったなー(__;) あんな華なくて胡散臭いオッサン(しかもすべてブサメン)三人組が主役のドラマじゃそうとうテコ入れしないとムリだろ←OPテーマ曲だけはめっちゃカッコ良かったけど(下右動画参照))

振り返れば自分にとって「Xファイル」がホントに面白かったのは俗に”ミソロジー系”(所謂宇宙人と人間の密約、そして内乱云々というネタ。正直これは後半になればなるほどそんなに面白い物にはならなかった)と呼ばれるシーズンを跨いだ話の方ではなく、単発で描かれる怪奇現象エピソードの方だったと思っているのだが、各シーズンのガイドを読んでいても印象深い話はそんなんばっかりで、今思うとそちら(純オカルト要素)中心で展開していればキャストを交代しながらでもまだ続けられたんじゃないかという気にもなってしまうのだった。

新シリーズ(全6話のミニシリーズとのこと。本国での放送は2016年1月からだそうなので日本でも直後には見ることが出来るのではないか)がどんな感じになるのかはまだわからないけど、できれば私の望む形になっていてくれたらうれしい。
 
これ以外はいつもの"海外ドラママニアックス"と同じ構成で本国(米英)でオンエア予定、及び始まったばかりの新作ドラマの紹介と(取り上げられていた物の中では「BLINDSPOT」がすごい面白そう)毎回編集者の趣味が丸出しな旧作ドラマの特集。今回はタイトル通りちょっと不思議なアンソロジー系を集めたものになっていたが、有名どころの「トワイライトゾーン」や「アウターリミッツ」を差し置いて「悪魔の手ざわり」(原題は"The Evil touch"下右の動画を見るとわかるが毎回のホストは名優・アンソニー・クェイル(吹き替えは柳生博)が演じている)が長々と紹介されていたのがもっとも楽しかった。

これは僕が16~17歳くらいの頃だったろうか、地元の四国放送で深夜に放送されていたのをほぼ全話見たのだけれども、30分番組ながら毎回ものすごい捻くれた(捻りすぎてばかばかしいときも間々ある( ̄。 ̄;))展開のエピソードが多く、かなりツボに来ていた番組だったのである。詳細な作品リスト/データまで見たのは初めてだったかもしれないが、なにせ今まであまり雑誌等では取り上げられることもなかった地味なシリーズだったし(自分が知っている範囲だと「MM9」の作者・山本弘さんが著作「トワイライトTV」の中で”ヘンなドラマ”として言及しているくらい)録画していたビデオなんかも10年以上前に処分していたのでとても懐かしい気分になれたのだった。この記事を読んだあとまたぞろ見返したくなってきたので何処かの専門チャンネルが放送してくれないかと期待してしまうが、DVDも未発売ということらしいしそう思うと今になって処分したテープが惜しくなってきますな。たぶん10話程度は残していたはずなので。

IMG_0812.jpgこのように今回も捻くれ海外ドラマ好きには堪らない内容で存分に楽しめたのだけれども、実はいちばん良かったのは読み切り漫画として掲載された陸奥A子先生の短編だった(右写真参照)

僕はこの人の作品を過去一度も読んだことはなかったのだが昔読んでいた江口寿史の漫画によく名前が登場していて(「すすめ!パイレーツ」だったかな?なんの脈絡もなく突然「陸奥A子だもん!」という台詞が出てきて「誰や??」(ーー;)となってしまい、あとで聞いたら「りぼん」等に連載のある少女漫画家の人だったと知った)その名前だけはずっと憶えていた作家だったのだ。

掲載作は誌面の内容に合わせたちょっとだけ不思議な50歳ハイミス(って、今はこんな言い方したらアカンのかね)キャリアウーマンの物語だったけど、いやもうこれがなんか今時こんなピュアなマンガもあるのかと言うくらいキレイな話で、いつもならその手のモノには悪態をついてしまう我が輩でも素直に感動してしまうほどすーーっとアタマに入ってきたのである(おんなじ話を三条友美先生あたりが描いたらとんでもないストーカー系エロマンガに発展しそうなネタでもあるのに)これが「おとめちっく」と呼ばれる所以なのかと思ったが、主人公を50歳に設定したのが同世代として共感できたところもあったのだろうなあ・・・

と、書いているウチにいつもの如く長くなってしまったので(゜o゜;)「厭な映画」の話は次に廻そう。
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Comments
Edit
ごぶさたしてます〜〜!
陸奥A子さんのこの短編マンガ読みたいです♪
昭和の、自分が少女マンガに夢中になっていた頃のマンガ家先生って、今では全然毛色の違うマンガを描かれていたりもう描かれていなかったりすることも多くてとっても寂しいんですよ。
若くても50代、ほとんどの先生がもう60代~70代だったりするので、さすがに乙女チックなものなんてもう描けないのはわかるんですが^^;

50代独身のキャリアウーマンという設定は現実的で無理はないし、それでいてピュアということで、「ああ、読んでみたい!」と思いましたe-287
大型書店で探してみます〜e-266
Edit心洗われる気分でした
>マナサビイ さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(__)m
こちらこそご無沙汰しております(^^)

今頃言うなと叱られそうですが陸奥先生のタッチというのは終始こういう優しい感じなのでしょうね。わたしは今回コレを読んで過去作を読んでみたくなりました。

自分が読んでいた少女マンガ作家ですと池田理代子さんとか山本鈴美香さん、或いは大和和紀さんとか今どうしてらっしゃるんだろうと思います。

庄司陽子先生のようにずっと「生徒諸君!」を書き続けている方もおられるんでしょうけど、若い感性をキープしたまま作家活動をしていくのは少年・青年漫画家の人たちよりきびしいものがあるのかもしれませんね・・・
Editなつかしい
やだ。レザーマスクがいるω

「Xファイル」復活ときいてココロ踊らない方がいらっしゃるでしょうか!(いるでしょうね)
日本でオンエアされていた頃は子育て真っ最中でとてもリアルでは見られなかったので、何年後かにまさに狂ったようにレンタルしまくった甘酸っぱい思い出がよみがえります。

スカリーのあり得ないくらいのクールビューティーさ(もうダイスキだった!!)と、モルダーのあの母性本能をびみょうにくすぐる情けない表情がなつかしいです。

陸奥A子さんもなつかしいッ!!
まだわたしがピュアなころ、『りぼん』なんて読んでいたもので、陸奥A子さんをはじめ、太刀掛秀子さん、田渕由美子さんとか、もう名前忘れちゃったケド好きだった作家さんがたくさんいました。
みなさんまだ現役なんですかねえ。
Editワタシも密かに踊っております
>K@zumi さん

こんばんは、コメントありがとうございます(・_・)(._.)

今度の新作はかつてのレギュラー殆ど出てくるそうなので同窓会的側面で楽しむことも出来そうです(ドケッド役のロバート・パトリックは出演微妙と書いてありましたが)

ちなみに私は男性なのでスカリーをメインで見ておりましたが(^◇^;) ジリアンが出産で出演しなかった2ndシーズンの一部はホントに寂しかったなあと、今回この本を読んでそんなことも思い出していましたね。

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