言えないよ、録画していただなんて

本ブログでは過去何度も書いているが我が輩自宅で映画を見る時はレンタルではなく地上波/衛星問わずテレビ放送されている物を録画して時間のあるときに鑑賞するというスタイルを取っている。それらを見てみて良ければBlu-rayに残し、ツマンナければHDDから消去というパターンなのだけど基本よっぽど酷い映画でない限りはロクに確かめもしないでディスクに保存しているため「あー、これ録ってましたやん」ということが多々あって、同じ映画を二枚焼いてしまうような事が何度もあったのである(「チャイナ・シンドローム」がなぜか三度も重複していたり・・・)

そのへんをブログに都度都度記録していけばデータの整理にもなって良いのだが、意外とこれがなかなか出来ないのね( ̄。 ̄;) ふと気がつけば記事のカテゴリでも先細りになってきたし一回このあたりで夏にテレビで見た映画の脳内棚卸し作業をやっておこうかと思っている(半期が近づくと年中こんなこと言ってるような気もするな~(ーー;))例によってそれぞれ簡単な感想コメント付き。

「オーガスト・ウォーズ」・・・「パシフィック・リム」のパチもん映画だと思ったら全然違っててビックリした。僕にとってコレは思わぬアタリだったので本記事最後に追記。
「凶悪」・・・犯罪レポートだった原作を物語にするため多少のアレンジが加わっていて、最初は余分な追加だと思っていたが最後の最後でそれが効いてくるのに感心(池脇千鶴が上手いのもプラスに作用)ピエール滝とリリー・フランキーのリアルで厭な悪者面も良い。
「エクスペンダブル・レディズ」・・・全体の95パーセントはしょーもない内容だけど微妙に懐かしい女優陣(特にブリジット・ニールセン。見た目が殆ど引退した女子プロレスラーみたいな風情)が楽しくて最後まで見られた感じ。
×「藁の盾」・・・シリアス/マジメ度が中途半端でそのうえ「どうだい、驚いた(美しい)だろう?」とピン芸人だった頃のでんでんに言われたような「はぁ?(;゜ロ゜)」としか思えないオチも含めてまったくの尻すぼみ。これなら次々に金目当ての刺客(いろんなタイプの殺し屋)が手を替え品を替えやってくるアクション活劇にしてくれたほうが良かったんじゃないか。
「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」・・・マーベル関連の映画じゃコレがいちばん面白かったなあ。こういうことなら「ウルトロン」より前に見ておけば良かった。前作の「ファースト・アベンジャー」よりストーリーに起伏もあって飽きさせないし私の好きだったTVドラマ「リベンジ」から流れてきたエミリー・ヴァンキャンプがレギュラーになりそうなのも嬉しい。
「舟を編む」・・・出版社での仕事部分は見ていて面白いのだが、松田龍平と宮崎あおいの恋愛パートがいくら映画とはいえかなり嘘くさく、僕はその部分でちょっと映画に入っていけなかった。
「キャスト・アウェイ」・・・バスケットボールに名前を付けて島で過ごすあたりが面白さのピークになってて、後の場面がなんか付け足しのようになってしまったかも。帰れるのがわかったところでスパッと終わってくれた方が気持ちよかったのに。
「空気人形」・・・正直に書いてしまえばどういうことだったのかよくワカラナイ映画だったけど(ーー;)(わたしに理解力がないだけでしょうが)ペ・ドゥナがとにかく美しい。
「一三人の刺客」(2010年版)・・・稲垣吾郎の外道芝居が途中までは最高。なのに最後はそのままじゃマズイと言う判断でもあったのか「ちょっとカッコイイ悪役」で退場させたのが残念。あの役ならぶざまに消えてこそのものだろうに(彼をとことん酷いヤツと思わせるだるま女の描写とか上手く機能していただけに勿体ない)
「県警対組織暴力」・・・川谷拓三の取り調べシーンだけでご飯三杯食えるくらい(ーー;)台詞がいちいち面白くて見入ってしまう。
「フィギュアなあなた」・・・「空気人形」と同じ系統の映画だと思ってたら石井隆のいつものパターンでエロとバイオレンスが前面に来ているため「空気_」の魅力の一つだった"掃きだめの中の鶴"的要素があまり無い(ただ無反応な裸ねーちゃんがいるだけという風に見えてしまって)プロレスファンとしては風間ルミの「こんな役かよ!」という登場にややウケ。
×「ソルト」・・・いやいやいや、これでいいのかこの映画( ̄。 ̄;) どう考えてもここからもう二山あるだろうというところでぶっつり終わってるし、一瞬放送事故かと思うくらいの唐突な終わり方(肝心なソルトの出自/存在説明も「そのままやないかい!」な捻りのなさ)
「SAFE/セイフ」・・・ステイサム版「レオン」みたいな話だったけど救出対象の女の子が可愛くないのを(°°;)除けばけっこう気に入っている。特に地下鉄の中のアクションは速攻勝負でカタルシスありあり。
「砂漠でサーモン・フィッシィング」・・・アイディアは面白いものの、基本ラブストーリーなんだからもっとベタでも良いとは思ったなー。エミリー・ブラントが魅力的だったので途中からもっと出番増やしてくれよと言いたくなった。
「テッド」・・・思ったほどの大爆笑は無い映画だったけれども、いい年したオッサン同士の友情物語と思えば共感ポイント多し。
「マーダー・ライドショー2・デビルズ・リジェクト」・・・やっと続編を見る事が出来たのだが、もうこの内容ならホラーじゃないよね( ̄。 ̄;) なんとなく某かのニューシネマ見てるみたいな気分になったしまったなあ(「明日に向かって撃て」や「俺たちに明日はない」みたいな)

・・・たぶんもうちょっとあったハズだが思い出せたのはこんなモン。このうちどれを残しているのかは一回チェックしないとハッキリはわからないが、たぶん殆どそうじゃないのかという気はしますな。

中でも期待以上だった「オーガスト・ウォーズ」は全編ロシア語で展開される露製の映画で、今まであちら系の作品と言えばどんなに目が冴えていても確実に眠れる旧ソ連のタルコフスキー作品(「惑星ソラリス」「ストーカー」等)以外見たこと無かったのだけど、出てる役者一人も知らないし映画文法も新鮮なんで先がまったく読めず、しかも戦場場面の異常なリアルさたるや娯楽性ゼロの生々しさがあって緊張感も相当な物なのである。もともと映画のベースにあるのは実際に起きた2008年の南オセチア紛争を下敷きにしているため、絵空事感はひじょーに薄く導入部から随所にインサートされる少年の妄想描写も「こんな現場にこの年でいればこうなるわな」と思わせる説得力に満ちているのだ。

わかりやすくイメージすれば話の真ん中を「かいじゅうたちのいるところ」にしてさらには「ビッグ・フィッシュ」のラストシーンを付け足し「戦場の小さな天使たち」でブレンドしたようなそんな映画だったかなと(←よけいわかりにくいがな( ̄。 ̄;)) また、母性愛を描いた作品というのは何処の国の映画でも良くあるけれども、この映画のように「母の前にまず女としての自分」を大事にしていた人が急転直下"母性大爆発"に転じて突っ走る流れになっていくのは珍しい。

そんなこんながある中で我が輩この映画はたいへん気に入った作品となってしまったわけであります(ちゅーわけでコレは無条件で「残す」グループに追加)

で、一〇月以降は野球もオフが近づいて映画を見る時間も少しずつ増えていくだろうし、以前のようにもう少しマメに1記事で3~5本程度の感想を書けたらいいなと思っているところである。

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10 Comments

カリメン2号  

どうもTVは…。

こんにちは。
カリメン2号です。

テレビ放送で流れている映画は、特に気にしてみることは少ないです。
映画の流れみたいなものがあり、地上波放送の場合は、多くが過去の名作や公開される映画の前作であったりと、視聴率を気にするものが多いので、好きになれませんね。
特に放送時間の都合上で、勝手にカットされているシーンがありますから。

2015/09/28 (Mon) 20:47 | REPLY |   

しろくろshow  

たぶん八割くらいは

>カリメン2号 さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(__)m

自分の場合メイン視聴が有料のBS/CS映画チャンネルになっている関係でノーカット放送については安心して見ることが出来ています(おそらく地上波2で衛星8くらいの割合)

ただ仰っているように近年の映画についてはオンエアされるのがレンタル解禁からだいぶ経ってからとなりますが、私がそういうのを全然気にしないタチなのと( ̄。 ̄;) 古い映画も好きなのとで個人的には現状に満足しています。 

また吹き替え版も好きなので比較的懐かしの声優さんが登場する地上波深夜や無料BSのオンエアもマメに追いかけてますよ(^◇^;)

2015/09/28 (Mon) 22:10 | REPLY |   

ふじつぼだんき  

八月戦争

お邪魔いたします~。

挙げられてる作品、全部観てるわけでなないんですが、
「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」、同感であり
ました。前作はちょっとどうかな…って感じでしたし。

「エクスペンダブル・レディズ」も王道的B級でしたし(私は
クリスタナ・ローケンにグッときてました…)。

「一三人の刺客」の稲垣さんのキレ具合も良かったです
ねえ。ダルマにはちとヒキましたが…。

などなど、共感するところ多かったんで、「オーガスト・
ウォーズ」も観てみようかなと思っております。情報
多謝です。

2015/09/29 (Tue) 22:24 | EDIT | REPLY |   

しろくろshow  

あ、ローケンは私もちょっと来ました(^◇^;)

> ふじつぼだんき さん

こんばんは~、コメントありがとうございます<(_ _)>

「オーガスト」ですが本文にも書いたとおり私はけっこう良かったと思っています。このお母さん役の人が実年齢わかんないですけど華奢で全然マッチョじゃないそこらへんにいる「ちょっとキレイなママさん」だったのも気に入ったポイントでした(「エクスペンダブル・レディズ」のメンバーみたいなボディだっら全然違う趣の映画になってたでしょうね)

それから「ウィンターソルジャー」があれだけよかったので次の「シビル・ウォー」はちょっと(いや、かなり)期待しちゃってます(^^)

2015/09/30 (Wed) 21:16 | REPLY |   

MILLAFAN  

お初です。「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」

お邪魔します。

MILLAFANと言う者です。
映画についてしろくろさんにとっても共感できますので、こちらのブログにはちょくちょく寄らせていただいてます。

「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」は
マーベル関連を全て観てませんが、わたしも全く同感です。
ここ最近観た映画ではあまり期待してなかっただけに、特に記憶に残ってます。

「オーガスト・ウォーズ」参考にしていただきます。
全然知らなかったですが、是非観ようと思ってます。

それではこの辺で失礼いたします。

2015/10/04 (Sun) 11:19 | EDIT | REPLY |   

しろくろShow  

ヨハンソンもこれがいちばんかっこいいなと

>MILLAFAN さん

こんばんは、コメントありがとうございます_(._.)_
ならびにはじめまして(^^)

テンプレにあるジョボビッチの目力に惹かれてMILLAFANさんのブログは時々覗かせていただいていました。

「ウィンターソルジャー」は遊んでるキャラ(無駄な登場人物)が一人もいないのが良かったのと、基本SHIELDの中の話だったせいか今見てる「エージェント・オブ・シールド」と世界観がばっちし繋がっていたのも自分にとってツボだったのかなと思っています(ほかのマーベル映画は一回見たらそれっきりでしたけどこれは二回見たくらいで・・・(^◇^;))

「オーガスト」好みもあると思いますけど私はユニークな映画だと感じました。実際ご覧になってもし好みに合わなかったらそのときはスイマセン<(_ _)>

※これを機にまたいつでも遊びに来てください。あらためまして今後とも宜しくお願いいたします。

2015/10/05 (Mon) 12:05 | REPLY |   

ソイレントグリーン  

こんにちは

録画したものを、また録画してしまう!
なんて、あるあるでしょう!

そんなわけで、我が家にも「スパイダーマン3」が
三枚ぐらいあります(^o^;)

もう宿命みたいなものですね。

でも録画してしまうんですよね。
ちょっと共感してしまう内容でした。

2015/10/07 (Wed) 10:29 | REPLY |   

しろくろshow  

録画派はついついやってしまいますよねー・・・

>ソイレントグリーン さん

こんばんは、コメントありがとうございます_(._.)_

そーなんですよ、もうこれは録画野郎の性(サガ)とでも言いますか(ーー;) たぶん「録ってると思ったのに録れてない」ことより「録ったかもしれないと思ったらやっぱり録ってた」の方がマシだと思ってるからでしょうねー。

ちなみに確認したら自分にとってけっこうビミョーな線の映画が重複録画する傾向にあるみたいでした(「ジャンパー」とか「イーグルアイ」や「リミット」みたいな・・・)

2015/10/07 (Wed) 21:28 | REPLY |   

K@zumi  

ダブルで録画もイタイのですが

ふらっとレンタルショップに行き、ふらっと借りる。
そして見始めて約三十分くらいたった後で、ようやく気づく。
「これ、見たわ」
とゆーのが何回かあります。

そのときの落胆は、そう。
ベスト盤だと思っていそいそと借りてきたブルーハーツのCDが
よく見たらトリビュート盤だったとき。
くらいのレベルかもです、ほんま。

一度だけ見て内容をほとんど忘れちゃうことはしょっちゅうなわけですが
タイトルまですっかり失念してしまうなんて
ちょっとあり得なくない?自分。て感じでかなーり凹むのですが、
だいたい「悪魔」がつくタイトルの作品が多すぎるのも要因のひとつかも。
いやいや、若年性アルツなんとかかもしれない。そのへん微妙です。

※ちなみにやらかしたのは『悪魔を憐れむ歌』でした。

2015/10/09 (Fri) 20:48 | EDIT | REPLY |   

しろくろshow  

うむむっ(ーー;)それありますよ

>K@zumi さん

こんばんは、コメントありがとうございます<(_ _)>

そう言うと私も同じ事が何度か・・・(「ゴーストシップ」を「ピロウ」と間違えて途中まで気がつかなかったときは我ながらヤキが回ったなと思いました)

じつはここだけの話(?)私が映画ブログをやり出したきっかけは「見た映画をちゃんと記録して記憶の整理をしよう」と思ったことが発端なのですけど、なかなかそう旨くはいかないようです(ーー;)

しかしホラーだとタイトル被りがホントに多いので混同するのは理解できます。「悪魔」もそうたげど「死霊」だの「地獄」だの「悪霊」だのと(若かりし頃自主映画をかじっていた時期がありましたが、企画倒れになったタイトルで「魔の死霊の悪霊(仮)」という実にイージーな題名が候補に挙がったことを思い出しました)

最近は役者の名前も直ぐ出てこないし、これではイカンですなあ( ̄。 ̄;)

2015/10/09 (Fri) 23:29 | REPLY |   

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