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Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

あなたがわたしにくれたもの

先週の土曜日に夫婦で松山の衣山シネマサンシャインへ行ってきた。真夏の4DX体験に続いて今回は初めてのIMAXに挑戦してきたわけである。見てきたのは徳島では上映をガン無視されている(ーー;)「ジョン・ウィック」。以下映画及びIMAXの感想をそれぞれ書いてみる(今回は3Dではなく2Dでの鑑賞)

本作は全米公開から1年を経ての日本上陸と最近の映画としては遅い流入ではあったが、映画情報サイト等を見ていると本国ではなかなかの好評価+スマッシュヒットと言うことも相まって続編制作も決まったそうだ。

主演のキアヌ・リーブスは忘れられそうになると突然話題作に出演して息を吹き返す「死んだふりスター」だと僕は思っているのだが(^◇^;)今回は各方面で何度目かの「キアヌ復活!」という声が叫ばれている映画でもあるとのことでそれなりに期待して見てきたのだった(それとオープニングで最初にプロデューサーの名前がエヴァ・ロンゴリアと出てきて驚いたのだけど「デス妻」のガブリエルはこういう仕事もやってたんですな)

忌憚なく結論から書いてしまうと近代アクション映画としては実に平凡で並のレベル。キアヌの動きは年齢(五一歳)を考えれば相当頑張ってるなと思ったし、「マトリックス」の頃から比べたら映画のための格闘スキルもスゴい向上してたように見えたけど、売りとなっていたガン+カンフーのツープラトン技闘がさほど新味に感じられず見せ方自体も凡庸だったように僕には思えたのである。

ストーリー面でも「ナメていた相手が実は殺人マシンだった映画(「映画秘宝」お得意のフレーズ(~_~;))」の慣例に則ってさわり/きっかけは短めで後は無敵の男が大暴れ、というパターンに雪崩れこんでいくのだけど、どーもその肝心な「最強の元・殺し屋オーラ」がキアヌからあまり出ておらず、しかもどう考えても映画が終わるまでに三度か四度は殺されてもおかしくない様なスキも随所に見せていて、ソレを仕留められない相手敵側含めてお互いけっこうヌルいんじゃないかと思えないこともなかったのだ。

しかしこの映画はそうした脇の甘さ、ハードアクション映画としての構成の弱さをさっ引いてでも見て良かったなと思わせる魅力を持っていて、それが何だったかというと私はひとえにセンチメンタルなオトコ臭さだと思っているのである。まずひとつは殺し屋界の仁義とでも言うのか何人も出てくるアサシン連中(及び裏業界の方々)が仕事のためには手段を選ばないがルールは守りお互いをある程度リスペクトしているのがすごく伝わってきた点(そしてそれを大事にしないのはオンナの殺し屋だけというアイロニー風の描写(^◇^;)も面白い←心情ホモとまでは言わないが、ホントにわかり合えるのはやっぱりオトコ同士だけだぜ的な)

さらにジョン・ウィックがあそこまで(関係者は末端までほぼ皆殺しのレベル)のリベンジに走ったきっかけが”愛車を破壊された+飼って一日しかたっていない愛犬の殺害”という、文字にすればあまりにも弱い理由付けなのだけれども、その犬は(これがまた可愛くてよくしつけてある犬でね~(゜▽゜*)本気でキアヌになついている様に見えたのは動物演技(?)としてもたいしたものだと感心した)病死した妻からの最後の贈り物であり、その事が彼の中ではオンリーワンの存在として何人たりとも触れることの出来ない物でもあったわけで、それを一瞬にして(しかも嘲笑しながら)奪った奴らを許せない!となったのは理屈よりも感情の部分で賛同できる要素だったとも感じるのだ(劇中一度は捕らえられたジョンが「たかが犬コロくらいでなんでココまで!?」と問い詰められて感情を爆発させる場面があるのだが、このシーンがなかなかアツくて泣ける(T^T))←僕はココが最も気に入っている。

このように本作は映画全体としては取り立ててアレがスゴい!コレがスゴい!というものは特になかったけれども、個人的には上記2ポイントだけの魅力で十分カバーできた男泣き映画の佳作だったと僕は思うのである(しかし続編はここからどう引っ張るのか、それを予想すると若干の不安はあるけどなー(__;)こういう特殊な復讐劇は何回も使えるネタではない様な気もするし)

でもってここからはIMAXの感想を書きたいと思うのだが、簡単にこれがどういう物かというのは次のリンクを参照していただきたい。
imax.jpg

IMAXとは?(シネマサンシャイン)

事前の予想ではもう少しスクリーンサイズが大きいと思っていたが目視だとそこまでの巨大感はなく、期待していた細かくて大きなサウンドも「喧しいだけ(__*)」という印象で正直言うとちょっと期待外れ。唯一おおっと思えたのは画面の明るさとクリアさで、これだけは宣伝映像通り(シネマサンシャインに行くとイヤでも目にする下↓の動画。もうこのおばちゃん達の顔も何回見たかわからない( ̄。 ̄;))見事なもの。キアヌの髭の生え具合とか実に生々しく見えるのはさすがに驚いた。

しかしそれ以外は通常の上映方式との違いを劇的なほどには感じられず、4DXの時と同様すぐにこれでまた見てみたいとは思えなかったのだった。このあたりは劇場の規模によってまた違うのかもしれないし、座る位置によっても変わってくるだろうけど今度もし見るなら違う系列のシネコンでチャレンジしてみたいものである。
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Comments
Edit
IMAXイマイチでしたか~~~
衣山サンシャインシネマのHPを見る限り、全国IMAXについては統一ルールのもとやっていると感じました。
僕が知っているIMAXシアターは、川崎市にあるものと博多区にあるものの2か所で、その違いはそこまで感じませんでした。

僕は個人的にはIMAXびいき(しろくろさんのハードルを上げた1人なのではないかと思っています。笑)。
映像のクリアさはやはりすごいですよね。
特に青色が美しいと感じます。
最近、思っているのは、IMAXシアターで自然系のドキュメンタリーをやってくれないかなあということです。
劇映画より自然の色合いや自然界の音をどう表現するのかが気になっています。

キアヌといえば、『スピード』の記憶が色濃くて、そう考えるともう51歳ですか。
この新作は、キアヌがかつて出ていた『コンスタンティン』のような映画なのかなあと思っていましたが、どうなんでしょう???
Editダメとは思ってないのですが
>ちょい若おやじ さん

こんばんは、コメントありがとうございます(・_・)(._.)

山陰に遠征していて返事が遅くなりました、スイマセン_(._.)_ たった今帰ってきてこれを書いております。

IMAXの画面精度については十二分に納得+堪能してきたのですが、どうも私はサウンドに関して過度な期待をしていたようで(^0^;) 大音響だけではなく細かい音をクッキリと聞かせる事が出来る設備だとも思っていたので、そこを残念に感じてしまいました。

映画のタイプ的には大群衆や航空機が大量に登城する戦争映画なんかが向いているシステムかなと漠然と考えていましたが、ミュージカルなんかでやってみるのも面白いかもしれませんね。

あと「ジョン・ウィック」ですが「コンスタンティン」とはかなり毛色が違っています。キアヌ歴代映画の中ではかなりオトコ前度が高めだったと思っていますけど( ̄。 ̄;)
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