You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

Category: ◆映画は液晶前の指定席で=TVやDVD等で見た映画の話  

そんな環境ならいつでも代わり末世

やや間が開いたが前回からの続きで「シッチェスセレクション」残り4本の感想。

「ロスト・ボディ」

完全犯罪(じつは全然「完全」じゃないんだけど( ̄。 ̄;)この映画にとってそれは特に重要なことではない)で悪妻を殺したつもりでいたのにその直後遺体安置所から妻の死体が消えてしまうというミステリー。最初は何か超常現象的な展開になるのかと思って見てたけど、途中から実は妻が生きてるかもしれない(ーー;)みたいな"オソロシイ嫁はんサスペンス"(そんなジャンルはないんだけどさ)へとお話は転がっていき、最後はなかなかに意表を突いた纏め方でクローズするのだ。これ個人的には同じデンジャラスワイフ物だった「ゴーン・ガール」より遙かに面白い映画だったと思っているのだよ(最後のたたみ掛け方も気持ちよく騙された感じがして見事だった)

それともし僕が夫の立場だったらあの境遇甘んじて受け入れますけどもね(^◇^;)(あれだけ艶っぽくて超・資産家の年上女房に「仕事なんかしなくて良いから私の側にいなさい」と囁かれたら五歳児並のリアクションで二つ返事しとるわ。しかも妻役のベレン・ルエダはプロフィール見たら我が輩と同世代だったし余計グッと来ましたがな)


「恐怖ノ黒洋館」

今回のラインナップの中ではこれがもっとも取り扱いに困ったというか(ーー;)どう解釈したらいいのかいちばんわからない映画となっていた。ものすごく大雑把に物語のアウトラインを語ると「親の死をきっかけに何年も離れていた実家に戻ってみたらそこがお化け屋敷化していた(かも?)」というものだったと思っているが、屋敷の中にはいかにも「怖そう」「なんかありそう」と言ったアイテムがごろごろとあるだけで(そのアイテム自体はわりと良かったのに←怪異現象の撮影されたビデオテープとか)それがなにひとつ恐怖噺としての決定打になっておらず。なんだか雰囲気だけはやたらあるのにそれだけで終わってしまったようなそういう映画だった(解説によると監督自身の実体験を映画化したと書かれていたけど、見終わったあとでホンマかいなと激しくツッコミたくなってしまったよ・・・)


「人類滅亡計画書」

韓国版「世にも奇妙な物語」と言えばイメージが掴みやすいが、要はSFホラーをテーマにしたオムニバス物。全部で三話の構成になっており、1本目が「素晴らしい新世界」(ラブコメ+ゾンビ+風刺の贅沢三要素)二本目が「天上の被造物」(寺の案内用ロボットが突然悟りを開き、指導者(グル)になってしまう宗教サイバーパンク)三本目は「ハッピー・バースデイ」(あんまり笑えないスラップスティックSF)とそれなりに幅広いテーマで作られていた。

3本とも抜群に面白いわけではないが、すべての作品に於いて女優さんがたいへん魅力的で(三話目のペ・ドゥナも良いのだが我が輩は一話目のヒロイン/コ・ジュンヒがお気に入り)それだけでもお得感のある楽しい作品だったと思うのである。最初に「世にも」のことを書いたからではないけど、どちらかというと年末年始の休みあたりにテレビで見るのがちょうど良い映画かもしれない。


「バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所」

実は我が輩今回の特集放送の中ではコレを一番楽しみにしていたわけだけれども、残念ながら後半がよくわからないまま終わってしまって(ーー;) 誰かに説明して貰いたいくらいなのだが、最後が一体どういうことなのかが今以てまったく謎なのだ。前半から中盤にかけては"音響効果マン残酷物語"とでも言えばよいのか異国から来た技師のカルチャーギャップが可笑しさや哀愁を旨く醸し出しており、映画として実に分かり易い流れ方をしていたのに、なんか突然(徐々にじゃなくてホント突然)抽象的な映像が増えだしたかと思ったらあっさり「終了」みたいな感じで・・・。思わずその辺りだけもう一回見直したけど、その意図が僕にはぜんぜん理解できていないのである(;゜ロ゜)

しつこく書くが前半はめっちゃ面白く作られており、残酷シーン(画面にはまったく映らないが)用のSEを作るのに使った野菜や果物をどんどん捨てていったり(または食材として用いたり)経費精算するしないで揉めるところなんかついつい笑ってしまったし、主役である効果マン役/トビー・ジョーンズ(この人最近映画でもドラマでもよー顔を見かける)のしょぼくれ具合がそれを増幅させる効果もあり、あのままメタホラー風のコメディで処理してくれた方が良かったような気もしたが、或いは我が輩には見えなかった遠大なテーマがこの映画の中には隠されていたのかもしれない(ホンマかいな( ̄。 ̄;))

こうして計7本の映画を見てきたわけだけど、鑑賞済みの分も含めた他の5本も併せて大きくハズレな映画が1本もないのはたいしたものだと本映画祭の平均クオリティには本気で感心している。今年も全国主要都市(当然徳島は入ってないのだ(×_×))では6作品が公開されたようだが、こちらについても今後見る機会があればぜひとも全作目を通してみたい。

・・・と、思っていたら来年年明けにシネマ神戸というミニシアターで一週間の限定上映があるとの情報が飛び込んできた。そんなわけでコレはいっちょ行ってみようかと現在鋭意計画策定中である(神戸ならそんなに遠くないしアリだよなー)
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Comments
Edit<拍手コメントへの御礼>
> O さま

拍手コメントありがとうございます<(_ _)>

ホントにあれだけ一気呵成にオチをととととーんとたたみ掛けられると小気味良さすら感じてしまいましたね(^◇^;)

あと唯一気の毒だったのは冒頭で車に轢かれた警備員さんだったかな・・・
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