このくやしさは忘れはしない

IMG_0886.jpgこの一月ほどで買った映画関連本は三冊(もう一冊「「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気」も買って読んだけど、どちらかというと個人評伝の色が強かったためここではふれない)

すべて洋泉社から出た物ばかりで右写真のようなラインナップだが、どれもこれも濃い内容で読むのに時間がかかってしまった(字もちっさかったしなあ・・・(×_×))ようやくすべてを読了したので簡単な読書感想文を書いておくとする。

「別冊映画秘宝・特撮秘宝Vol.2」・・・創刊号の表紙がジェット・ジャガーで次は何だろうと思ってたけどまさかゴリとはな~( ̄。 ̄;) (しかも「スペクトルマン」のブルーレイが12月に出ることに合わせたチョイスだったハズなのに、思いっきり発売延期(今のところ四月末発売予定だとか)になって時機を逸してしまったし←表紙を選定した人はきっと悔しがったことだろう)

今回メイン特集は「昭和ガメラ大研究」や巻頭の『幻の映画「空飛ぶ円盤恐怖の襲撃」誌上ロードショー』だったのだけど僕個人はどちらかというと小ネタ・ショートコラムなんかの方がツボに来る記事が多くて、特に当時(1980年前後)特撮ファンのバイブル的存在だった書籍「大特撮」(僕は昭和55年に朝日ソノラマから復刻再販された版を買って読んだ。記事中に「再版は昭和60年」とあったのはおそらく増刷後の話ではないかと思うのだが)誕生秘話とAV時代から名前を知っていた中野貴雄監督の紹介記事は二回読んでしまったくらい気に入っている。

「映画秘宝EX・マッドマックス・ムービーズ/近未来バイオレンス映画大百科」・・・この本の表紙もスゴイですわね(;゜ロ゜) 本屋で見かけたとき思わず「買えよキサマ」と睨まれたような気分になってしまった。全編ほぼ「マッドマックス」シリーズ全四作(及び「マッドストーン」や「デスレース2000」、そしてまさかの「爆裂都市」等の類似映画)だけを取り上げた今現在出回ってるマッドマックス関連の国産書物の中では他者の追随を許さないであろう内容。

この本が良かったのは単なる作品解説だけに留まらず主に「マッドマックス2」のメイキング風景の写真(しかもカラー)がとんでもない枚数収録されているという点で、膨大な人数のインタビュー記事を含め読了後には間違いなく映画本編を見返したくなること請け合いと言いたくなってしまう(そしてついつい自宅でDVDを探してしまう効果大有り)

「映画秘宝EX・マニアのための特濃ドラマガイド/ドラマ秘宝Vol.1」・・・今まで同じ洋泉社から出ていた「海外ドラママニアックス」とは一線を画した内容になっており、割合としては新作ドラマの紹介が多く昨今出回っている海外ドラマ本のテイストにやや近いものがあった。

次号の告知は特になかったけれども、どうやらこれを新雑誌として今後も発刊を続けていくような気配。個人的には出来る限り続いて欲しいと思っているが、正直"新雑誌"として見たらちょっと地味かもしれない(^_^;)(表紙がノーマン・リーダスなのはやはり売れ線狙いなのか??)

だいたい一般的な海外ドラマ本というのは大判で薄くてカラーページが多く、最後にオマケDVDが付いているというパターンが多いのだが、この本では敢えてビジュアルを抑え気味にしてトータル50本ものドラマをひたすら文字情報メインで紹介するというスタイルになっており、創刊号の特集が「極悪ホラー&犯罪ドラマ」になっていることからしても随所に映画秘宝"らしさ"は見せている。

基本的に今現在国内で視聴可能なドラマがチョイスされているが未見の物だとNetflixでやってるヤツが面白そうだなと思ってしまった(中でも「ヘムロック・グローヴ」が気になる)今までストリームで映画やドラマ見るのってあんまり好きじゃなかったけど、来年アマゾンのFire TV Stick買うことになったら(と言うか購買意欲は満々)手を出してみないといかんなあ。

そんなわけでこのたびの三冊はすべて大アタリの内容でありました。ご興味ある方は是非ご一読のほど。
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6 Comments

楽珍劇場  

特撮秘宝は

ワタシも買いました。
まだ全部読み切ってはいないのですが・・・
洋泉社の秘宝系ムックの充実ぶりは他の追随を許さないですね。
うるさ型の多い特撮ファンから歓迎されているのも分かります。
これだけ濃い内容なのに、次々と新刊が出版されるペースにも驚かされます。
スゲエぜ、洋泉社!

2015/12/08 (Tue) 14:30 | EDIT | REPLY |   

しろくろshow  

ラーよ、新刊発売の時が来た!

>楽珍劇場 さん

こんばんは~、コメントありがとうございます_(._.)_

と、こういう指示を出している偉いボスが居るのかどうかはわかりませんが、この1・2年の洋泉社はちょっとスゴイですよね(^_^;)

とうとう来年年明けには「光線を描き続けてきた男・飯塚定雄」なんてのも出るそうですし、こうした特撮マン達の本が発刊され出すとエラいことになりそうですね。

あと個人的には「帰ってきたウルトラマン研究読本」も是非出してもらいたいです。

2015/12/08 (Tue) 21:08 | REPLY |   

Taka  

映画秘宝、やっぱイイですね!!

今年一番と名高いバイオレンス映画の総特集来ましたね!怒りのデスロードは、自分の中でオールタイムベストだし、勿論シリーズ全作大好きなんで絶対買います(*^^*)
今まで映画そのものにしか興味がなく、書籍に目を通すことはなかったのですが、しろくろshowさんのブログを見てるうちに興味が湧いてきました!
あと、いつも僕のブログ見て頂いてありがとうございます!まだまだ稚拙な文章ではありますが、これからもブログ活動続けていきますのでよろしくお願いします!最後に、長文失礼いたしました。

2015/12/09 (Wed) 10:46 | REPLY |   

しろくろshow  

ガイドブック的な使い方も出来ますね

>Taka さん

こんばんは、コメントありがとうございます<(_ _)>

いやー、そう言ってもらえるとなんだか嬉しいです(^_^;) 

このマッドマックス本の場合は完全にシリーズ全作のガイドにもなってましたし、映画を見る上で必要な情報提示も目一杯されているので、読了後は租借率がより高くなっていくような気がしています。

それからTakaさんのブログで取り上げられている映画は私の好みに近いものが多いのでよく覗かせて頂いていました。

こちらこそ今後とも宜しくお願いいたします。

2015/12/09 (Wed) 19:48 | REPLY |   

Brume  

ヘムロックグルーブ

しろくろShowさん、はじめまして。

記事の最後に出てきたヘムロックグルーブ、今、二話まで見たところなのですが、なかなか面白いですよ!
狼男?への変身シーン、「そうだよな、本気で変身するならこうなるよなぁ…」って、ファンタジーなのに妙なリアリティがあって、感心してしまいました。

Fire TV Stick購入の際には、ぜひ!

2015/12/11 (Fri) 22:14 | REPLY |   

しろくろshow  

予告動画だけですでに「むむむっ(ーー;)」となってます

>Brume さん

こんばんは、コメントありがとうございます_(._.)_
ならびにはじめまして(^^)

「ヘムロック_」はイーライ・ロス製作総指揮という話を聞いただけで既に興味津々だったのですが、こうして動画を見てしまうとさらに心がざわついてしまいます。

で、Fire TV Stickですがおそらく、いや多分年内に買ってしまいそうな雲行きになってきたので( ̄。 ̄;) その暁には是非見てみようと考えています(CS/BSでの放送はしばらくなさそうですし)

※そういったわけでこちらはかなり偏屈なブログではありますが、またいつでも遊びに来てくださいね。

2015/12/12 (Sat) 18:37 | REPLY |   

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