一度は行きたい雪と夢の街

遠すぎて一度も参加したことはないが、今年もゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016の開催が近づいている(そもそも生まれてこの方北海道に行ったこと自体が一度しかないのだ)現地に簡単に行けない人間にとってありがたいのは数年前から同イベントと提携しているスカパーがフォアキャスト/オフシアター部門(プロアマ問わずインディーズで作られた映画)に限り全作をサテライト上映という形で無料放送してくれることで、今年も以下のラインナップがオンエア予定となっている。

【フォアキャスト部門】

「Dance!Dance!Dance!」
「金の鍵/The golden key」
「MAX THE MOVIE」
「恐怖!セミ男/Scary! Cicada Man」
「お墓参り/Visiting Grave」
「怪獣の日/Day of the Kaiju」
「お母さん、ありがとう/Thank You My Mom」
「アルビノの木/The Albino’s Trees」
「キリマンジャロは遠く/A LONG WAY OFF THE KILIMANJYARO」
「彦とベガ/Hiko and Vega」
「次男と次女の物語/Second son Second daughter Story」
「いいにおいのする映画/Be a light to the world」
「THORN」
「ACTOR」
「フールジャパン 鉄ドンへの道/TETSUDON:FOOL WARS-BATTLEFRONT JAPAN-」
「ひつじものがたり/The Sheep Story」
「若者よ/You, the Young!」
「雲の屑/King of Fools」
「解夢ーゲムー/gem.」
「ゴーストフラワーズ/Ghost Flowers」

【オフシアター・コンペティション部門】

「脱脱脱脱17/dadadada seventeen」
「孤高の遠吠/KAMIKAZE COWBOY」
「数多の波に埋もれる声/Voices Fading in The Waves」
「Dream Theater/Dream Theater」
「美女捨山/BIJO-SUTE」
「狂犬/Crazy dog」
「バイバイ、おっぱい/Goodbye,Tits」
「親切ですね/It’s really kind of you.」
「いろんなにおいのワカモノだ/STINKY」

この中で唯一私が見ているのは「解夢ーゲムー/gem.」だが、これは昨年香川で行われた"第二回全国自主怪獣映画選手権さぬき大会"においてグランプリを受賞した作品。 ※その日の話はこちら参照

エントリーしている作家の人たちは学生さんだったり異業種の人であったり、はたまたベテランの映画関係者だったりとさまざまだが、商売っ気抜きで自分が撮りたいと思う物を映像化した作品ばかりなので(いや、オレは違うよ!っていう監督さんも中にはいらっしゃるかもしれないけど(^◇^;))今そのへんで上映されている邦画や国産ドラマなんかとはまったくちがう意欲的な映画になっているはずなのだ。

名のあるスターなんか一人も出てこないし(プロの役者さんの登場率は割と高いが)何を言いたいねん、ワケわからんわ!という作品も何本かはあるだろうけれども、私はふだんこういうインディーズ作品を見る機会のない映画ファンの人たちにこそ是非見てもらいたい映画群だと思っているのであります。あまり制約がなく自由な発想の元で作られた映画がいかに良い意味で馬鹿馬鹿しく、そしていかにアツい楽しさに満ちているのかというのを体感してもらたいなと。

またこのゆうばりに出品された映画で評判の良かったものはのちにミニシアターでかかったり、全国上映されたりと出世していく作品もあるので(「先生を流産させる会」「私たちのハアハア」「くそガキの告白」「あの娘早くババアになれば良いのに」等々)青田買い的見地で鑑賞してみるという見方もあったりする(数年後この中の監督さんがヒット作を飛ばしたときに「やはりオレの見識眼に狂いはなかったぜ」と、ほくそ笑むような( ̄。 ̄;))そういった楽しみ方もあります。

あんまり予告のアップもなくてほとんど紹介記事だけの印象ながら、楽しみなのは「鉄ドン」とタイトルだけで食いついてしまった「脱脱脱脱17/dadadada seventeen」。あと昭和の火曜日21時台アクションドラマで印象深い俳優さん、片桐竜次主演という「キリマンジャロは遠く」も気にはなるなあ・・・

そんなわけでゆうばり関連のオンエア情報はこちらで。  

2/25(木)深夜2時 「数多の波に埋もれる声/Voices Fading in The Waves」からスタート

※注 スカパーと1チャンネルでも契約している人、或いは無料体験中の人であればほぼすべてが視聴可能だが、582スカチャンでしか放送のない作品はプレミアムサービスに加入していなければ見ることができない(BSスカパー241ChとBSスカパー585Chは内容共通)またCATVの対応状況については不明。

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8 Comments

晴雨堂ミカエル  

私が行ったときは…。

 私が行ったのは今からちょうど30年前です。寂れかけた田舎町という印象しかなかったですね。
 既に「黄色いハンカチ」でそこそこ有名でしたが、それより遥かに「北の国から」の富良野が有名でした。
 富良野はこじんまりとした町でしたが、ワイン工場を中心にお洒落なサ店やペンションが建ち並び町興しに成功した感がありました。今はどうなっているかはわかりませんが。

 夕張がタランティーノ監督も愛着をもつ映画マニアの聖地になるとは、当時は思いもよりません。

2016/02/25 (Thu) 07:40 | REPLY |   

しろくろshow  

もう一度行ってみたいところの筆頭です

> 晴雨堂ミカエル さん

こんばんは、コメントありがとうございます<(_ _)>

実はわたし北海道は新婚旅行で行ったきりでして、そのときは札幌ー富良野ー小樽というルートで廻ったんですがとにかく広いところなので( ̄。 ̄;)夕張も網走も行けずに終わってしまいました(これはかれこれ14年ほど前のはなし)

富良野は私も大いに気に入ってます。自分が行ったときはすごいサイズのアスパラや、これまたでっかいサイズの焼きトウモロコシなんかを食べながらラベンダー畑経由で"ハイライトの木"なんかを見て回った記憶がありますねー。

いつかはゆうばりであの熱気に触れてみたいと思っているのですが、私が現地に行くまでなんとかこの映画祭だけは続いていて欲しいなと願ってます。

2016/02/25 (Thu) 21:27 | REPLY |   

迪  

こんばんは~^^

実は私も10年位前ですが、2度ゆうばりには行っています。
外国人俳優目当てでしたが、映画も好きだったので一石二鳥♪
その後韓国によく行ったので慣れてしまったのですが、当時はこんな寒い場所に行くのは初めての経験で、寒いというより痛いとい寒さに驚いたものです。
雪も深かったので、鍋物やラーメンがとても美味しく感じられましたねぇ~。
黄色いハンカチの家を見たり、街並みも素敵でした。

そうそう、当時は宿泊施設なんかも問題があったようで、だからツアーでしか行けませんでした。
泊まる所が少なすぎてね...。
なので、俳優やスターと同じ便だったりして、とても嬉しかった思い出があります!

そしてもう一つ、偶然昔大ファンだった千葉真一さんが来ていて、サインを貰う為に凄く待った思い出があります。
喫茶店で演劇論を熱く語っていらして、誰も寄せ付けないオーラがあったんです(笑)
貰っていたのは私だけでしたが、とても優しく思いやりのある人でしたよ^^

2016/02/26 (Fri) 01:24 | EDIT | REPLY |   

しろくろshow  

なんと羨ましい

>迪 さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(__)m

実際に参加した方のお話をこうして聞かせていただくとひたすら羨ましいなという感想しか浮かんできません(^_^;) 喫茶店にチバちゃんがいたなんて、想像しただけで素晴らしい光景です。

ツアーの情報は一応調べていたのですが、値段はともかくこの時期の寒さというのがどうしてもネックになってしまいますね。

たった一度しか行けてないにもかかわらず「北海道は食事の美味しいところ」という決めつけが出来上がってしまったので、それも含めて楽しそうではあるのですが、せめて4月か5月にやってくれたらという風にも思っています。

もっとも、それ以前に私が飛行機苦手というのもあるんですよねー・・・( ̄。 ̄;)

2016/02/26 (Fri) 22:33 | REPLY |   

しろくろshow  

<拍手コメントの御礼>

> s 様

拍手コメントありがとうございましたm(__)m

いやほんとに、私も一度は現地に行ってみたいと思っています。


2016/02/27 (Sat) 23:39 | REPLY |   

kei  

80年代半ば、デン・フィルム・エフェクトでアルバイトしたことがありました。とても家庭的な職場で、けっこう残業しても10万円いかなかったんですが。
松本肇さんも働いていました。ある日、飯塚さんと二人で話をする機会がありまして、昔話を聞かせていただきました。とても幸せでした。

2016/03/13 (Sun) 20:27 | EDIT | REPLY |   

kei  

投稿ページを間違えました(笑 反省)

2016/03/13 (Sun) 20:29 | EDIT | REPLY |   

しろくろshow  

凄い話ですねー

>kei さん

こんばんは、コメントありがとうございます_(._.)_
投下場所は特に気になさらないでください(^_^;)

しかしスゴいご経験ですね。私が中学生くらいの頃は特撮モノの第一話を見て"デン・フィルム・エフェクト"の名前を見つけるとそれだけで「この番組の光学シーンは安心だ」という安心感を与えてくれた存在でした。

そこでバイトしていたなんて私からすると殆ど天上界に出稼ぎに行かれていたような感覚です(°°;) こういうお話は都会ならではですね、ほんと羨ましいです。

2016/03/13 (Sun) 21:47 | REPLY |   

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