沼底へ沈み込む前に引き上げろ

最近自宅で見た映画のはなし。もう何本かあったと思うけどとりあえず覚えてるヤツだけをピックアップ。


「NY心霊捜査官」・・・これはいつの放送か忘れたけどたぶん昨年スターチャンネルでオンエアがあった時の録画。なんと我が輩録っていたことをすっかり忘れていて、お仲間のひとりであるK@zumiさんのブログにお邪魔したとき同作のレビューがあったのを読み「うん?なんかデ・ジャヴ感があるぞ」と思い確認したらHDDに残っていたという始末だったのだ(なんで忘れるかな~・・・(;´Д`))

その思い出した勢いのまま鑑賞したが、サイキック能力を持った捜査官の話だと勝手に思っていたので(アリソン・デュボアみたいな)この展開は少々意外(それらしい力を持ってはいるがソレをどう扱ったらいいのかわからない刑事が頼りない神父のアシストを経て事件を解決しようとするある種のバディ物でもある)残念ながら彼らコンビの魅力があまり感じられず二人とも印象には残らないのだが、オカルト的事象が発生する場面はどこもかしこもけっこうリアルに作り込まれていて恐ろしく、そこはかなり良く出来ていた。



「小さき勇者たち/ガメラ」・・・huluで配信されていたのを見た。特撮大好きな私だが、実はガメラシリーズで本作だけは唯一未見の映画だったのである。公開当時どうして観に行かなかったのかもはや覚えてはいないが、どこかで平成ガメラは「Ⅲ」で完結したという決めつけが自分の中にあったのかもしれないな。

前半はまったく怪獣映画の臭いがしないジュブナイルを見ているようで(少し「遠い海から来たCoo」を思わせる)終盤の怪獣対決も特撮場面は良いのだが新怪獣のジーダスがちっとも強そうに見えないのが物足りない。しかも見せ場の一つとなり得る自衛隊の攻撃が殆ど描かれないのもどういう理由があってのことか理解できず。これは本来ならウルトラQ「育てよカメ」の路線で行くべき映画だと思ったし、それと今活躍中の夏帆(当時15歳)が美少女ぶりを発揮しているのが素晴らしいので、なんでこの子を主役にしなかったのかとも思ってしまった。



「武器人間」・・・Netflixで配信中なのを見た。この数年いろんな人が絶賛(そして嘲笑(^_^;))するのを見聞きしていつか見なければ!と思っていた映画なのだが、こういう形(ネット配信)で会えるとは想定外。

映画の流れは簡単に言うと「ブレアウィッチ・プロジェクト」や「食人族」のような"持ち帰ったフィルムに収められていた惨劇映像"と言う体のPOVパターン(ファウンド・フッテージとも言う)で構成された物。この映画で言うと第二次大戦終戦間近にソ連の偵察部隊がナチスの秘密基地に潜入するのを同行していた記録係のカメラマンが撮影していく形でストーリーが進行していく。

こうした映像スタイルはじめ用意された設定やお話自体は特に目新しくもないのだけれども、中盤から出現するまさにタイトルに偽りなしな"武器人間"(原題の「Frankenstein's Army(←これだけでネタバレになりそう)」もけっこうカッコいいのだが)たちの姿が凄まじくユニークで、それだけで我が輩はこの映画見てヨカッタナアと軽く感動していたのだった(ホンマかいな( ̄。 ̄;))

もうどいつもこいつも見た目が「イナズマンF」に出てくるデスパー軍団のサイボーグみたいで、先ずそのデザインセンスに石ノ森章太郎テイストを感じてしまったのである(ぱっと見ただけだけどサデスパーみたいなのがいたり、ドリルデスパーボイラーデスパー風のもいたしデザイナーの人はかなりそれらを参考にしたのではないかと邪推してしまったほど)

前半は戦地の小隊もの(テレビドラマの「コンバット」みたいな)を見ているような雰囲気があったのだが、武器人間たちが登場後は良い意味でお祭り騒ぎ(?)となり、血と臓物だらけのハイテンション・エログロ・ショーへ突入していくのがおもしろいのだ。しかもその勢いは映画が終わるまで一切スピードダウンせず駆け抜けた感があるので、この内容でそんなことを書くのもおかしいが、なんだかよくわからない爽快感があるのも私は否定できなかったのである。

また、小隊メンバーのキャラ付けもアタマと終わりじゃみんな別人みたいな扱いになっており( ̄。 ̄;) その変貌ぶりを見ていくのもなかなか楽しい(そして意外と言っては失礼だけど、この映画にはちゃんとしたオチがあり、ここがけっこう笑えるのだ)ともかく久方ぶりにガチャガチャした力任せのホラー映画を見たという気がして我が輩はたいへん満足している(ただし他人様に勧めるときは少し躊躇する映画でもあるなと)

あとは何を見たか思い出したらまた感想書いておこう。それと寝る前にもう一回HDDレコーダーの中身確認しといた方がいいかもしれんな(°°;)

 
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4 Comments

楽珍劇場  

予告編のナレーションが何故か大山のぶ代

『武器人間』は楽しい作品でしたね。
改造人間の中ではプロペラ男がかなり好きです。
目や鼻など顔を構成するパーツは無いのに、何故かプロペラが顔に見えるという、
東映怪人によくあるモノを無理やり顔にした類のデザインにはいつも惹かれます。
こいつは『秘密戦隊ゴレンジャー』に登場した風車仮面に似てますね。
そのへんからも、石ノ森先生作品のテイストを感じるというShowさんのご指摘には納得できます。

いやあ、それにしてもデスパー軍団のデザインはどれも秀逸ですねぇ。

2016/03/11 (Fri) 17:11 | EDIT | REPLY |   

しろくろshow  

遅くなってごめんなさい

>楽珍劇場 さん

こんにちは、コメントありがとうございます_(._.)_

それと返信が遅くなってすいませんでした<(_ _)> 一昨日の夜から博多(またまた野球です( ̄▽ ̄;))に遠征してて、ついさっき戻ったところでした。

「武器人間」に出てきた改造人間たちはホントに誰も彼もが東映調でしたよね(^_^;) なんとなくデストロンやドグマの怪人にも似てたようにも感じましたし、楽珍さんに言われてそういえば黒十時軍にもこの手合い(?)がいたなあと思いました(ジャケットに写ってるモスキート風のヤツは顔だけ見たらファントム軍団の戦闘員とソックリで笑いましたよ)

で、そうなんです、「イナズマンF」は怪人のデザイン含めて重いドラマ部と併せ東映ヒーローものでは大好きな作品でした。ウデスパーなんてオリジナル→β+γ→合体とどれだけ形態が変わってもずっとカッコいいのがスゴいなと思ってました。

2016/03/13 (Sun) 11:28 | REPLY |   

MILLAFAN  

私も同感です。

武器人間の記事楽しく読ませていただきました。
私も武器人間は記事に取り上げようかと思ってました。
で躊躇したのは、やっぱり人様にはお勧めできなーと思っていたので。(笑)

2016/03/27 (Sun) 17:05 | EDIT | REPLY |   

しろくろshow  

同好のスキモノであれば

>MILLAFAN さん

こんばんは、コメントありがとうございます<(_ _)>

いやー、アレはやはりスキモノ同士で「お宅も好きですなあ」とゆるく笑い合いながら楽しむジャンルの映画ではないかと思っていますが( ̄▽ ̄;) まっとうな映画ファンに対してのリトマス試験紙的(こいつとオレは友達になれるのかな?みたいなのをはかる上で)な使い方も出来ますね。

2016/03/27 (Sun) 20:31 | REPLY |   

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