You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

自慢のジェットってなんじゃろう??

週末から例の地震騒動で不安感ばかりが募る中(ウチのエリアではさいわい夜中に震度3くらいの揺れが来た程度だったけど)現実逃避をかねて「劇場版ウルトラマンX/きたぞ!われらのウルトラマン」を見に行ってきた。

当初公式サイトには徳島での公開予定が書かれていなかったのだけれども、どこでどう話が変わったのか急遽2週間限定での上映が決まったらしい。但しそれも最初の1週間は朝の時間に二回だけ、2週目以降は朝1番の上映のみという残念な扱われ具合。「仮面ライダー1号」がレイトでもやっていたことを思うとこの差別は酷いなと思ってしまったが、これは地方の子供(そして我々おっさんファン)に対し動員力があるのはやはり「ライダー>ウルトラ」であろうという劇場側の判断だったのかもしれない(どちらかというとウルトラ派の我が輩は納得イカンのだが)

私が行ってきたのは土曜日朝9時30分(早!( ̄。 ̄;))からの回で、間が悪いというかこの日は「クレヨンしんちゃん」「名探偵コナン」の新作公開初日にバッティングしており、我が輩がシネサンに訪れたときはチケットカウンターに長蛇の列が出来ていて人でごった返している状態だった。

この事態に陥ることは事前に予想が出来ていたため普段はやらないけど前夜ネット予約で席を押さえていたのだ(カウンターで力強く「うるとらまん、オトナ一枚!」と言うのがけっこう好きなので(^_^;)今まではだいたい当日券を買うようにしてきたのだけど←バイトのおねいさんがビックリしたような反応をするのが面白いのだよ。え?お子さんは??みたいな( ̄。 ̄;))

中はいつものように後方単独おっさん軍団、中段若手マニア男子二人組、前方親子連れという誰に指示されたわけでもないのに見事なグループ分けができあがっており、客入りもまばらだったから落ち着いて見られるわいと思っていたらなんと我が輩の真ん前に若いママさんとその息子二人組が着席してしまい、一瞬「なんで?」と思ってしまったのだった。

チケット買うときに空席はあらかじめわかっているはずなのに、どうしてもっと空いている前に行かないのか。おやつだおしっこだと高確率で動きのあるガキを連れているのにどうして出入口の近くに行かないのかとか、我が輩このヤンママさんに対しなんて空気を読まない女なんだと、我ながら大人げないわがままなリアクションではあるが少しイラっとも来ていたのであった(そんなもんこの人たちの自由なんだからオレにこんなことを言われる筋合いは全く以てないんだけど(^_^;))

前置きが長くなってしまったが( ̄。 ̄;)そんなわけでここからが映画の感想話である。

概要を説明すると映画の構成はテレビシリーズ「ウルトラマンX」の特別編みたいな作りになっていて、ここに初代ウルトラマンとウルトラマンティガが主要ゲストとして絡んでくると言う流れ。冒頭でシリーズの1話から最終回までをダイジェストで紹介し「その後」が今から描かれるというのをテンポ良く見せていくわけだが、このへんの掴みはとっても良かったんだけどねー・・・

うーむ、それでその後のことを書くのに少し躊躇してしまうのだが(__*)せっかくの「映画版」にしてはなんだかスケールの小さい話だったというか、これなら通常のテレビシリーズ版と何が違っていたのとかと感じさせるほど”特別感”が薄いのである。しかもいろいろと実験的要素の強かったテレビ版(青春宇宙人物というキワモノ「われら!星雲」、"警視庁24時"のウルトラ版「激撮!Xio密着24時」、ネクサス番外編の「絆 -Unite-」等けっこうマニアックな作り方をしている回が何本もあったのだ)と違い、こちらのほうは完全に対象年齢が幼児層に向いている趣が強かったのもやや気持ちを萎えさせたところがあったと思うのである(ゲストのウルトラマン達の出し方がティガ以外はすべてムリヤリだし「つながる力」がテーマのドラマだというわりに起承転結はバッラッバラ(__*) キャストでは吉本多香美がレナではなく天然ボケの母親として出てくるのが少し楽しかったけど(「ちょっと見ない間におおきくなって~」のところは不覚にも笑ってしまった・・・(゜▽゜*))本編パートだと良かったのはそれくらい)

もともとテレビシリーズの「X」は設定にそれほど共感を覚えるものがなく、前作の「ギンガ」からやっていたスパークドールズ(一応ドラマの中では"オーパーツ"という扱いだが、どう見てもトイザらス売ってる1個200円くらいの人形に見える)と呼ばれるフィギュアに生体エネルギーが宿って怪獣(またはヒーロー)化するというあのスタイルにどーにも馴染めない自分が居たこともあったし(過去の怪獣データを解析してカードの形に変え、それを追加アーマーとして用いるやりかたも完全に「今風」ではあるのだが、これはまだ許容範囲のうち)そこいらはスルーして特撮をメインで楽しむようにしようという見方をしていたのだ。

そしてその馴染めない設定・ドラマの要素が個人的ネックになっていながらでも毎週見ようという気にさせる番組だったのは特撮モノとしての魅力の高さがあればこそ(この気持ちを似たようなもので喩えると「サンダーバードAREGO」を見ている感覚に近い)特に1話から3話までの序盤における都市破壊描写の爽快さ(それは平成ガメラのような陰鬱さが一切ないモノ)および怪獣出現の”見栄”の良さに対しては我が輩のようないい年したおっさんが素直に「かっこいい!」と思える部分がたくさんあって(一話の新怪獣デマーガが出現したシーンなんか「よっ!デマーガ待ってました!」と声かけたくなる気分だったし、三話のテレスドン登場場面なんて元祖である「地上破壊工作」よりも良かったと思ってるくらいで)そのへんの見応えは他のすべての回でも十分にあったと思うのである。

しかしながら今作はせっかくの劇場版なのに本来あるべきデラックス加減が微塵も無かったのがなにより不満だったし、それを補填するための特撮シーンにしても「おっ」という絵は多々あったものの残念ながらテレビ版の方が迫力もスピード感もあったというのが何をか況んやで、これならテレビ版の最終回(これがまたスゴイ特撮シーンのてんこ盛り(゜Д゜;)エピソード)を再編集して公開した方が良かったんじゃ無いかという風にも思ってしまったのだった(怪獣再生能力を持った"平成のジェロニモン"でもある新怪獣のザイゴーグにいまひとつ魅力が無いのもマイナス)

まあ「仮面ライダー」もそうだけど長いことやってると(ライダー45年、ウルトラ50年)すべての世代にウケるものを作るのはそうとうに難しいということなのだろう。自分はイマイチだったけど我が輩の前列に居たちびっ子たちが最後まで声も上げずに真剣に見ていて、映画終わりで母親に「オモシロカッタ!」と言ってたのが気分的には救いだ(もう今回はそれでヨシとしておきましょう。円谷プロにはせめて私が生きているウチに(^_^;)おっさんファン向けのウルトラも一本は作ってもらいたいと思っています)
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Comments
Editずっと、ジェットビートルのことだと思ってったんですが・・・
劇場版『X』、楽しまれたんですね!
田口監督は怪獣シーンのカッコいい見せ方を心得てらっしゃるので良いですよね。

今回は映画館で観れなかったのが残念です。
こういったお祭り作品は、周りの子供さんの反応を見るのも楽しいもんです。

『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』を地元で観たときは、
場内がすごい熱気に包まれていて感動が倍増しましたね。
その時は親御さんの方が「あ、このウルトラマン知ってる」といった感じで
いちいち反応してたのが微笑ましかったです。

逆に『ウルトラマンサーガ』を観たときは、
ちょっと遅い回だったせいか、客がワタシ一人という貸し切り状態で寂しい思いをしました。
『サーガ』自体はここ数年のウルトラ映画の中では一番のお気に入りになりましたが・・・
Edit
> おっさんファン向け

幻の作品になってしまった泉昌之ウルトラマンとか(笑)

まあそれはそれとして、今回の映画は評判がいいので見に行こうかと思ってましたが、そうですか、うーむ……。

予算を5月に回して変態仮面2にしようかな(汗)
Editなんとこの疑問が
>楽珍劇場 さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(._.)m

この「自慢のジェット」とはなんぞや?というネタは以前Yahoo!知恵袋にも上がっていたことがあるのですが、そのときのベストアンサーで「初期設定にはウルトラマンの武器として「逮捕銃」というものがあったそうで、おそらくソレのこと」と返答した方がベストアンサーに選ばれていました。

私この話どの書籍でも読んだことがない事項だったのでビックリしたのですが( ̄。 ̄;) 

えー、それでこの映画の方ですけど怪獣がらみのシーンはそれなりに見るとこあって田口さんの良い仕事ぶりが堪能できる作りにはなっていました(宇宙空間でのバルタンvs初代マンの戦闘場面などはちょっと唸りましたね(__;))
本編の方を期待しすぎていたのかもしれませんが私はちょっと乗り切れないまま終わってしまいました(子供たちの好反応に救われた気分です(^_^;))
Editいやまあそう仰らずに
>ポール・ブリッツ さん

こんばんは、コメントありがとうございます<(_ _)>

残念ながらウチの地方では「HK2」の上映予定がありません(>_<) 

て゜「劇場版X」ですけど、私には合わなかっただけだと思いますし楽しいところもある映画なので機会ありましたら是非観に行ってみてください。

Edit
PVを観させていただくと・・・すごいですねー!
最近のウルトラマンって、こんなにクォリティが高いんですね!
昔のような安っぽさが全然ありませんね。
かっこいい!
反面、テーマソングとかセリフとか、劇中グッズとかは
アニメノリになっちゃってて、
おっしゃる通り、大人の入る余地が狭いかなあ。
その分、「大人いちまい!」の快感はでかい?

「自慢のジェット」は、歌を作っている時点で、
スペシウム光線という名称がついてなかったんでしょうね。
名称がちゃんと使われていても笑ってしまう歌もあります・・・
「♪ デビルイアーは地獄耳・・・」←何度聴いても笑っちゃいます。

『シン・ゴジラ』、楽しみですねー!
Edit1話を見たときはビックリしました
>つかりこ さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(__)m

「X」の第一話を見たときは久しぶりに衝撃を感じましたね~。なんて怪獣映画らしい絵なんだろうと(^_^;)(こんなにミニチュア作って大丈夫なの?と後々予算の枯渇を心配したほどで・・・)

それと昔のヒーロー物の主題歌って実写/アニメを問わず確かに必殺技や名前を連呼したりするパターンは多いような気はします(「バビル2世」とか「マジンガーZ」なんかもそうですね)

或いは「白獅子仮面」のように♪光が消えたら真っ暗闇だ~♪みたいな"そのままやないかい!"っていうパターンもけっこうありますし( ̄。 ̄;)
Edit
1番、2番、3番とも、前半は科特隊(=ハヤタ隊員)のことを、最後だけ(ハヤタ隊員が変身した)ウルトラマンのことを歌っていると思うとしっくりくるのですが。

「仮面ライダー1号」のときにコメントさせていただきましたが、オリジナルを、オリジナルの世界観のまま現代の技術で描く映画を観たいと常々思っています。

田口監督(の画作り、ドラマ作り)には注目しています。
Edit企画途中の名残だったのかも
>kei さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(__)m

私もずっとビートルのことだと思っていたのですが、諸説色々あって読んでるウチに何がホントなのかだんだんわからなくなってきています(^_^;)

想像ですけど歌詞が科特隊とウルトラマンの事を両方語っているのは番組の企画が「科学特捜隊ベムラー」だったころの名残かもしれませんね。

それとオリジナルの世界観で現代風に、というご意見は「ウルトラ」に関しては私も同感です。いろんなしがらみがあってなかなか難しいのだろうとは思うのですが、現場の方々にはなんとか頑張って欲しいなと。

※田口監督は自主怪獣映画上映会で何度か見かけておりますが、とても好青年という感じのお兄ちゃんでした(ヒーロー物よりはどちらかというと「ウルトラQ」的な世界が合っている監督さんだと個人的には思ってますが)
Editビートルやと思うんだけど…
こういう意見もあるらしいですが。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1118382276

個人的には、もし「逮捕銃」があったとしても、それは3番の「手にしたガンがビュビュンとうなる」でカバーされているので1番で歌う必要は薄いのではないかと思うであります。
Edit裏をとってみましたが
さっきその問題のヤフーのベストアンサーを調べてみたら、「逮捕銃」について触れているのはやっぱり1番のジェットじゃなくて3番のガンのことだったよママン!(^-^;)

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q149558469
Editたぶん殆どの人はビートルだと思ってますよね
>ポール・ブリッツ さん

こんばんは、コメントありがとうございます<(_ _)>

私もあれはビートルのことであろうと思っていたのですが「そうではない」と言う声が少ないながらもいろいろ飛んでいるのを見るにつれ、ははあそういう見方もあるのかと感心てしておりました。

たかが主題歌でこうもいろんな意見が飛び交う当たりはさすが50年の歴史を数える「ウルトラ」ならでの話でもありますね。
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