実は大魔神も登場した高知

と、言っても自主映画の中での話だけど(アマチュア8ミリ特撮の「大魔神復活」と言う映画。これを作った方は高知ご出身でその前はラドン風怪獣が高知を襲う「大怪獣ゼラン」というのも撮られていて、こちらは30年以上前に高知新聞会館で開催された「アマチュア特撮映像の世界」で上映されたのを見ている)このように何かと特撮モノにうすく(?)縁のある高知県へこの27/28日と一泊二日の夫婦旅行に行ってきた。初日の昨日は午前中家内の希望で県立美術館のガラスアート展をお付き合いで見学し、午後からは我が輩の希望で同じ美術館大ホールにて開催中の「空想特撮映画特集」を見てきたのであった。

以前の記事でも書いたように同美術館でこの手のジャンル映画大特集は三年連続となる。本当なら午前中は「地球防衛軍」と「宇宙大戦争」という東宝特撮SF映画の古典も上映されていたので、そちらも併せた四本立てで楽しみたいと思っていたのだが、今回はあくまでも夫婦旅行であるとの前提があるため我が輩ひとりの我を通すわけにも行かず、そちらは泣く泣くスルーすることになってしまったのである(T^T)

そんなわけで昨日は午後からの二本立てを見てきたのでその簡単な感想と、本イベントに対する諸々の雑感等をセットにして綴ってみようかと思う。
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※上左写真は高知県立美術館の案内。右はホールに展示されていたゴジラ・ポスター展の一部(今年ゴジラシリーズの上映はプログラムに入っていないのだけど(ーー;))


「宇宙大怪獣ドゴラ」・・・東宝特撮映画黄金時代の"単独主演怪獣モノ"としてはおそらく最後の一本になるのではないかと思うのだが、一枚看板の新怪獣登場を謳っている割にドゴラ自体は画面に姿を現して大暴れをすることもなく、触手の一部や細胞片をチラチラと見せてあとは天変地異のような描写を挟むだけという、あまり怪獣カイジューしてないところが個性的と言えば個性的。

むしろ路線とすれば「妖星ゴラス」のようなSFディザスタームービーと捉えた方が見ていて座りが良く、ダイヤ窃盗団と警察との追いかけごっこを中心にした軽いタッチのドラマ部分もコメディ要素が相当に含まれており、あまりにも豪快で意表を突いた( ̄▽ ̄;)ドゴラ撃退の解決策と相まって肩の凝らない娯楽映画に仕上がっているのが楽しい。また悪女側ヒロインの若林映子さんがなんといっても魅力十分。我が輩は「三大怪獣」のサルノ王女より、コッチの方が気に入っている。


「キングコングの逆襲」・・・本作は二年前に京都みなみ会館のオールナイトで見ているのだが、そのときは半分くらい寝ていたのであまり参考にはならないかと思っていたけど、全体の印象としたら今回もさほど変化は無かったかもしれない(^_^;)(特撮シーンについては今回もそのとき書いた記事と同じ感想)

メカニコングが北極でエレメントX掘削中アクシデントで活動停止した後、ドクター・フー(天本英世)が部下を集めて「どーして失敗したのか?」と突然反省会を始めるところはやはり笑ってしまったし(^◇^;)(←まだ映画始まって15分くらいなのに)本作で"コングの恋人"をつとめるスーザン役リンダ・ミラーのフトモモがやたらと気にもなり、現在の視点で見直すとまるで北朝鮮の工作員に見えてしまうような浜美枝の悪女ぶりもとにかく最高(考えてみるとこの日私が見た二本で悪女側ヒロインを演じているのは元ボンドガールのお二人という)

img004.jpgと、このように映画そのものは二本とも十分満足できたのだが、残念ながら今年のセレクトが少々渋めのラインナップだったせいか、昨年一昨年に比べてあきらかに動員が落ちていたのに少しガッカリしてしまった(最前列に座っていたので途中振り返って客席をチェックしてみたが、ざっと三~四割程度の埋まり具合。数で言うと5、60人程度か)

今年は初日の午後からしか参加できていないので昨日の午前中、或いは今日の午前・午後の客入り状況は不明ながら、あれだとどの時間帯も苦戦しているのでは無いかという予想は立ってしまう。

それなりのバリューあるプログラムを用意すれば去年くらいの動員なら直ぐ戻せると思うし(考えてみたら「シン・ゴジラ」公開中のこの時期にどうして一本だけでもゴジラを入れなかったのか、このタイムリー性の無さに今年苦戦したすべての原因があるような気がするなあ・・・)今後編成を再検討する必要は大いにあるだろう。

最後に提出したアンケート用紙にも目一杯( ̄▽ ̄;)希望を書いてきたので、なんとかそこいらの声を拾ってもらい主催者の方々は「もうトクサツカイジュー物じゃダメだ」などと思わないようにしていただきたい(せっかくの良い企画で来場者も少しずつ増えてきていたのだから、これで来年は止めるということにはならないでもらいたいのだ)

次回は「ガメラ」で二本、「大魔神」で二本とか、または以前みなみ会館で出来なかった企画「人類絶滅ナイト」の候補だった「世界大戦争」「ノストラダムスの大予言」新旧「日本沈没」とか、そのあたりを集めてみても面白いと思うのだけど。

とにかく翌年もこの企画上映が高知県立美術館で開催されることを信じて次の夏を楽しみに待ちたいところである(そして高知遠征話はこのあともまだ続く・・・)

※同じ日にこの上映会に参加された高知在住のお仲間特撮ブロガー・ウスラバさんの当日レポ。

ここからはウスラバさんへの私信になりますが、私の探し方が悪かったせいで今年もご挨拶をすることが出来ず申し訳ありませんでしたm(__)m 次回開催時には捲土重来を期して徳島より再々出撃いたしますので、その際は宜しくお願いいたします。

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2 Comments

ウスラバ  

こちらこそ御非礼まことに申し訳ございません

こんばんは。昨日は高知への御来訪まことにありがとうございました。そして上映会御参加お疲れさまでした。
さて、当ブログでの御質問にこちらへの返信でまことに恐縮ではございますが、実は私はちょうどしろくろShowさんが館内でお食事された時に外のコンビニで昼食を取っていたのです…。
思わぬ所ですれ違ってしまったみたいで実に残念です。
ちなみに私はあまりスクリーンが近いと酔ってしまうので午前午後共に前方から7列目の席で鑑賞をしておりました。
私ももっとアプローチをかけるべきだったと猛省しております。

アンケートには私もガメラやギララ、それに平成ゴジラを希望しておきました。
やはりこういう一般向けの上映会はもっとメジャー系を推してほしいですね。
仰られます通り今年もお互いに残念な結果となってしまいましたが、こちらこそ来年のめぐり会得ます機会を心より楽しみにしておりますのでこれに懲りず何卒よろしくお願いいたします。


2016/08/28 (Sun) 23:42 | REPLY |   

しろくろshow  

再チャレンジいたします

>ウスラバ さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(__)m

なんだか見事なくらいにすれ違いになってしまいましたね(^◇^;) 本当に来年こそはなんとかしたいものです。

第4回があるならやっぱり怪獣映画メインの方が良いなと思って私もいろいろ書いてきましたが、みなみ会館のように間に関係者のトークショーがあったらいいなと思いそれも希望として記入してみました。個人的にはそのことで多少チケットが値上がりしてもかまわないので是非検討して欲しいです。

※次回またコンタクトのチャンスがあれば宜しくお願いいたします。

2016/08/30 (Tue) 00:09 | REPLY |   

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