さすらいは配信のあとで

sokus.jpg未だ止まらぬAmazonプライム東映特撮配信まつり。2/24からは左画像にある連中が参入を開始した。

前回前々回の配信開始に続き今回も完全に私の年代のトクサツファンにはどストライクなヤツだらけ。

確かこの頃(1977年)だったと思うのだけど「カゲスター」「キョーダイン」「キャプター」「ズバット」の各主題歌と副主題歌が収録されたヒーロー物のオムニバス盤LPレコードを親に買ってもらい、それこそもうレコードが擦り切れるんじゃないかと言うくらい毎日毎日聴いていた思い出があるのだ(そのレコード自体はもう手許にはないが、他に収録されていたのは特撮モノではなくゲッターロボとグレンダイザーだったような気がする)それくらい歌はどれもコレもカッコ良かったのだよ。

番組そのものは良い時間にやっていた「キョーダイン」(毎週金曜の19時)「ビビューン」(毎週火曜の19時)以外あんまり一生懸命見ていたわけではないが(「カゲスター」も19時台だったはずだがあまり記憶に残っていないし、徳島でネットされてなかった12チャンネル系の「ズバット」「キャプター」は早朝や夕方の妙な時間帯に別系列のチャンネルで放送されていたため殆ど見ることが出来なかった)歌のインパクトはどの番組もかなりモノだったと思うのである。個人的には本放送時のオンエア体験よりこのレコードによる刷り込みの方が印象深い。

そうしたきょ~れつな懐かしさと共に各番組をチェックしてみたのだが、いやー、やはり粗造乱造の変身番組大量生産時代だったこともあるのか、一部の作品がけっこう雑な作りになっているのに「あちゃー(ーー;)」となってしまった。

特に「ザ・カゲスター」がマジメにやりたいのかコメディ路線なのか掴み所のない感じのエピソードが続いて対処に困り( ̄。 ̄;)(カゲスターやベルスターのコスチューム、また搭乗するスーパーマシンのセンスはキッチュで面白いのだが) 前回配信された「アクマイザー3」のようにアニメ風味の仮面モノ的な楽しさや「コンドールマン」のような「レインボーマン」からの系譜を繋ぐ突き抜けた独特の正義観(川内康範先生原作ならではのある種"宗教ヒーローもの"と言うべきカラー)みたいな、コレ!っていう売りになる特徴があれば良いのだけど、そういうのがあまりなかったような気がするのね(ひょっとして近いのは「マシンマン」の路線だったのかな-・・・)

今回の中だとカゲスターが一番視聴ブランクがあったので、記憶として残っていた歌による好印象と現実の出来の悪さとが脳内で戦うことになってしまっところはあったかな(^_^;)(と、言いつつもまだ自分の中じゃ勝負がついてなかったりして・・・(^◇^;))

それ以外だとやはり「快傑ズバット」の面白さが群を抜いている(当時から思っていたことだが、この番組って早川がわざわざズバットに変身する意味がなんにもないのがスゴイよね( ̄▽ ̄;))少し前まで東映チャンネルのオンエアを追っかけて全話録画成功したばかりのこのタイミングで配信が始まったのはどーいうことやねん?と文句の一つも言いたくなったが(東映チャンネルには月額でプライムの5倍近い料金を払っていたのに。もっともこれは東映特撮ファンクラブ有料会員の人も同じ事を考えているのではと思ってるけど( ̄。 ̄;))

「キャプター」も初回の出雲大介が風魔忍軍から抜け忍となるくだりが少々わかりにくかったものの、キャプター7人の個体差が激しく特徴的で現行のスーパー戦隊(「キャプター」はこのシリーズに含まれていないが)よりよほどキャラ分けが出来ていたのは感心した。それと二人の花忍キャプター3(初代:松葉夕子/二代目:野川愛)がどちらもカワイイのもたいへんよろしい。

で、あとの「キョーダイン」と「ビビューン」は再放送も多かったので特に感慨深いものはなかったけど、じつは我が輩「5年3組魔法組」だけは今まで一度も見たことがなかったのである。満を持してという大げさだが、このたびは本放送以来40年を経ての初鑑賞ということになったわけである。

最初は特に思い入れもなければ想い出もない番組なので、一話だけ見たらもういいや、くらいの感じで見始めたのだけど、これが意外と良く出来たファンタジードラマで、どうして当時これを見なかったのかとあのときの自分を怒りたくなってしまったくらい。ちょっと捻くれた気の良い魔女ベルバラ(曽我町子さんが喜々として演じているのがよくわかる。たぶんこの役はご本人も気に入っておられたのではないだろうか)がくれた魔法のツールを使って毎回日常生活の中の「小冒険」(あんまりスケールの大きい突飛なストーリーにならないところが良いのだ)を繰り広げるという展開になるわけだけど、これを使う5年3組の仲良し5人組がみんな良いヤツらに見えて、たぶん77年で5年生だと僕もまったくの同級生になるのでもしコレを本放送時見ていたらぜったいこんなクラスに入って仲間になりたいと思ったはずだ。

そうした「昭和52年のリアル」と言った時代を切り取った空気感がこの番組の中では濃厚に漂っており、荒唐無稽な設定ではありながら自分にとってはどこかノスタルジー回帰の対象としても成立していることにたいへん驚いているのである(事実画面に登場する各家庭環境や学校での描写はすべてが既視感のあるモノばかり)

今のところ8話まで消化中だが、残り33話を現行番組のつもりで楽しく見ていこうと思っている。

※こうしたテレビシリーズ以外でも千葉真一の「海底大戦争」や梅宮辰夫の「遊星王子」と言った劇場トクサツ映画なんかも同時配信された模様。いったいプライムはどこを目指しているのでしょうなあ・・・。

しかし「キョーダイン」が来たのなら後番組だった「17」が来るのも時間の問題だし、「ロボコン」のあとの「ロボット110番」「ロボット8ちゃん」「バッテンロボ丸」、はたまた「ペットントン」あたりも近日配信の可能性は高そう。

ホントは東映以外の物ももっと増やしてくれれば良いのだが、贅沢は言いますまい(そこいらはプライムじゃなくても良いのでNetflexやHuluあたりの何処かが「シルバー仮面」や「アイアンキング」、或いは「猿の軍団」とか「鉄人タイガーセブン」なんかをやってくれぬものだろうか)


 
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2 Comments

マナサビイ  

こんにちは〜!

>そうした「昭和52年のリアル」と言った時代を切り取った空気感がこの番組の中では濃厚に漂っており、荒唐無稽な設定ではありながら自分にとってはどこかノスタルジー回帰の対象としても成立していることにたいへん驚いているのである

これと同じことを、つい最近DVDで見た「好き!すき!魔女先生」で感じました!(ブログupしてます)
私は「5年3組魔法組」は当時見ていましたが、詳細な内容は覚えていません。魔女役の曽我町子さんの風貌ぐらいしか。でも、とにかく楽しいドラマ(だったからこそ毎週見ていた)ことだけは記憶にあります。
「好き!すき!〜」が思った以上に良かったので、近々これも40年ぶりに見たいと思っていた所です! プライム会員じゃないので、DVD借りて見ます〜〜♪ あ〜、今「プレイガール」も見ている途中なのにな。東映の魔女っ子アニメシリーズも見たいし〜〜!! 見たいものいっぱいで時間が足りなくて今非常に困っています(笑)

この中では、キョーダインも見ていましたよ^^ 敵のワルモノが「ダイン、ダイン」と声を発するのを覚えてる(笑)

2017/03/09 (Thu) 15:24 | REPLY |   

しろくろshow  

変身じゃなくて返信が遅くなってスイマセンm(._.)m

こんにちは、コメントありがとうございますm(._.)m

木曜あたりから風邪引でふせっておりましてレスが遅くなってしまいました。申し訳ありません。

ここで触れなかったモノですとマナサビイさんにコメントしていただいた「キョーダイン」がなかなかに奇天烈な魅力があって楽しんでしまいました(^◇^;)堀江美都子が出てるのとかどう聞いても童謡にしか聞こえない歌の中に人類を救う秘密があるとか(ーー;)大枠は覚えていたのですが、あらためて見直すと楽しかったですね~(キョーダインがジェット/カーに変形した後のしゃべり方に大爆笑しました(^◇^;))

それで昨夜またまた追加配信がありまして、このあとブログ本文でも書こうと思うのですが待ちに待った「大鉄人17」がやってきました。あとは「スパイダーマン」が来てくれればもう言うことはありません。

2017/03/12 (Sun) 08:50 | REPLY |   

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