この田舎怪獣め!殿、宇宙でござるよ
途中ランチタイムを挟んでの三本目は「怪獣総進撃」
午前中の2本は佐藤勝さんの音楽だったので、この日初めて毎度お馴染みの伊福部マーチが聞こえてきたときは「おー、やはり怪獣映画の音楽はこうでないとなあ」としみじみ聞き入っていたのであった(別に佐藤さんの曲が嫌いなわけでも何でも無いし、単独で聴いたらどれも良いテーマ音楽になっていたとは思うけれども、コレばっかりは己の脊髄反射的問題なので(^_^;)しょーがないのだよ)
と、いうわけで話がとっちらかる前にあらすじ紹介を_
<Wikiより抜粋>
20世紀末(劇中の新聞では1994年)、国連科学委員会(U.N.S.C.)は硫黄島に宇宙港を建設する一方、世界の脅威だった怪獣たちを小笠原諸島の島(通称「怪獣ランド」)に集め、平和裏に管理・研究していた。
しかし、怪獣ランドに突然謎の毒ガスが充満した直後、怪獣たちが主要都市に出現して暴れ始める。原因を突き止めるべく、国連科学委員会は月ロケットムーンライトSY-3艇長の山辺克男に怪獣ランドの調査を依頼する。
早速調査に向かった克男たちは、怪獣ランドの職員たちによって怪獣たちがリモートコントロールで操られていることを知る。さらに、その職員たちを操るキラアク星人が姿を現し、恐るべき地球侵略計画が明らかになる。
<抜粋終了>
その中のひとつであるゴロザウルスが凱旋門を遅う場面で映画の中ではアナウンサーが「地底怪獣」としか言わないのを疑問に思ったのか、館内に居た子供がけっこう大きな声でお父さんに「地底怪獣って名前ナニ?」と聞いていたのが耳に入ってきた。
そのお父さんは思いっきり「バラゴンや」と間違えて仰っていたのだが、これをケアレスミスと見るよりは特撮ファンの豆知識として浸透している"この場面は当初バラゴンが登場する予定だった"というデータが先走って出てしまったと見るべきかもしれない(そう考えるとあのお父さんごっついマニアだったかもしれんな。まあ「地底怪獣」という四文字を見たら自動的に「バラゴン」とルビをふってしまうのは特撮ファンの悲しい性でもあるけど・・・)
それでやっぱりこの映画って作りがとてもマジメなので、午前中の2本に比べると少しリズムが重くて冗長に思えてしまい、朝早くから高知へ来ていたのと昼飯の直後と言うこともあってか少し眠たくなっていたのも事実なのであった(←こんなヤツは怪獣ファンの風上にもおけんな(__;))
なので今回に限っては自分の中でウケたポイントが少しズレたところばっかりになってしまって、たとえばキラアク星人の方々がどう見ても通販番組に出てくるおばちゃん軍団にしか見えないこととか(喋り口調もそんな感じだし)リモートコントロールの発信器を隠していた場所がスゴイ断層の中や椰子の実の中、みたいな君らエラい細かい仕事してましたなと言う可笑しさだったり( ̄。 ̄;) 富士の裾野での最終決戦を実況中継していたアナウンサーがなんだか楽しそうに見えたりとか(「一番乗りはゴジラか!?ラドンかっ!?」)その辺のツッコミどころの方が目に付いてしまったのだった。
それ含めて11匹もの怪獣が一堂に会する面白さはやはり大画面ならではのもの。個人的にはもう少しバランの活躍場面を作ってやって欲しかった気はするが、ゴジラを中心とした怪獣陣は絵面としても壮観の一言でしたわ(あと忘れちゃいけないムーンライトSY3の格好良さ)
そして最後の一本についてはまた明日書くつもりであります。
※下予告動画はリバイバルで改題されたときのもの
- 関連記事
-
-
もうすぐ63ですねん 2017/10/29
-
パンナムで行く怪獣島の旅 2017/09/01
-
この田舎怪獣め!殿、宇宙でござるよ 2017/08/31
-
まずはDNA鑑定をたのむよ 2017/08/30
-
アイディアで勝負したらこうなりました 2017/08/29
-