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You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴るブログ

Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえないが、絶望の産声なら案外聞こえるそうですよ

そしてこれはほんの数日前に見てきた「エイリアン:コヴェナント」のはなしである。

新シネサンの鑑賞環境が快適だったので敢えてイオンではなくこちらの劇場を選んで見てきたわけだけど、それ以前にポイントが溜まりに溜まっていたのを早く消化したいという目論見もあったのだった。

前作「プロメテウス」が事前期待値の高さに対してけっこうなガッカリ具合だったことを思うと、その続編を無料で見ようというプランは実に無難な戦法(まあガッカリとは言いつつ「プロメテウス」もそれなりに良かった所もあったわけだし、エイリアンシリーズのファンの一人としてもコレを外すわけにはいかないという半ば義務感みたいな物もあったわけで(^_^;)そこいらが劇場まで足を運ばせた最大の理由)

しかし徳島では公開から僅か5日程度しか経っていないのに客足は鈍かった。そりゃ連休明けの週初めで平日夜の最終上映だとこんな物かという気がしないでも無いのだけど、8スクリーンあるなかでも最大キャパ300席の部屋が目視カウントできるくらいの入りでは少々寂しい。

で、たぶん殆どの人がそうだったと思うのだが、我が輩「プロメテウス」の内容を殆ど覚えて居らず(ーー;)前夜自宅で復習的DVD鑑賞を行いそれからここへ来ていたワケだけれども、その行為そのものにはあまり意味が無かったかもしれないのだ・・・

なんというか前作で「人類の起源を作ったと思しきマッチョ宇宙人が(我が輩”スペースジョッキー星人”と勝手に呼んでますが(°°;))作っておきながら自らそれを滅ぼそうとする」という、よくわからない行動を取ろうとした所でデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)とエリザベス(ノオミ・ラパス)に阻まれ、今作ではそれに駄目押しがされたところで退場となってしまい、結局なんのために出てきたのかさっぱり理解できないまま出番(存在意義自体)が何も無くなってしまったように思えたのである(製作側がなんとなくイジるの面倒になってきたんで設定上一回リセットしようか、みたいな処理をしたようにも見えたな~(ーー;)←そら見る人が見たら彼らの存在ってすごい深い意味があったのかもしらんけど、私のような愚鈍野郎にはなんにもワカランかったですわ)

それで途中からは我々が知る姿形をした一作目のエイリアンがどういう経緯で誕生し、誰が造物主だったのかという説明的な展開に終始して最後はまるっきりその「一作目」の焼き直しになって終わるという(いろんな場面で一本目の再現が試みられていたが新ヒロインのダニー(キャサリン・ウォーターストン)が完全にリプリー風の出で立ち(ポスター見たときは「エイリアン2」かと思ったくらい)をしていたのもそうだし←この人ホントはもっと綺麗な女優さんなのに、それを微塵も感じさせなかったのは或る意味スゴいなと・・・)もう言いたくは無いけど敢えてこの状況を喩えるならば何年もかけて後ろ向きにマラソンを行いスタート地点まで戻って来た気分に近いのではないだろうか。そしてそこからもう一周同じコースを走り出すと同時にさほど聞きたくも無かったそれまでの裏話をくどくどと聞かされてしまったような、老人のブーメラントーク的辟易感をすっごく感じてしまったのだった。

わたしは5年前「プロメテウス」の感想を”とにかく無粋で夢が無い”という体で書いたのだけど、今回もそれに拍車をかけたかのような客に夢想/想像させる機会(スペースジョッキー星人の存在については逆に謎しか残ってないけど、これはこれで何処までも説明不足だらけ。どーでも良いことは委細語ってくれるのになんでこっちはほったらかしなのか)を全然与えてくんない映画だったなと思っているし、やっぱり「前日譚」だの「ビギニング」(「プロメテウス」以降のこのシリーズがそうだとは明言されてないのでその点は曖昧だけど、でも見てる方からしたら九分九厘そう思って鑑賞してるハズ)なんてのはどうしたって辻褄合わせにしかなんないんだってのを今回はきょ~れつに感じた次第である。

しかしそういったシリーズの流れとかはいったん置いといて、この映画を単品で見たならばモンスタームービーとしての楽しさ・魅力は多々あるので(R15になったゴア描写もなかなか本格的になっていて怖さと迫力はかなりのもの)前半は流し見しつつ(__;)後半の怪獣ショーを満喫するのが鑑賞スタイルとしてはよりベターな選択かもしれない。

それと我が輩このたびは2D字幕版で見たのだけど、本作はむしろ4DX等のアトラクション対応で見るのが正解なのでありましょう。


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Comments
Edit
お久しぶりです。
遅ればせながら私も先日4DXで体液まみれに
なりながら観て参りました(笑)

個人的には、アンドロイド同士で笛をふく
シーンがツボってしまいました。

AVPで印象深いグリーンのレーザーサイト
が懐かしく思いながら観てました(笑)

私も前日にプロメテウス視聴していったん
ですが…

まあ、ざっくり言うと宇宙に出た際の教訓は「むやみに他人のモノを持ち帰らない」と「素手でよくわからないモノに触れない」と言ったとこでしょうか。(これは全エイリアンシリーズ)に言えることですが…

余談ですが家内は1979年版のオリジナルを観てからしばらく、イカの塩辛食べれなかったそうです。
Edit4DXはニオイもあったそうですね( ̄。 ̄;)
>ソイレントグリーン さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(._.)m

>>アンドロイド同士で笛をふくシーン

確かにあそこはみょ~な空気感のある不思議な場面でしたね( ̄。 ̄;)デヴッイドは理解者を欲していたのかそれとも単に兄弟が欲しかったのか、或いは単に部下になる兵隊が欲しかったのかあれだけではまったくわからなかったですが、ものすごい奇妙な行為には映りました。

>>宇宙に出た際の教訓は「むやみに他人のモノを持ち帰らない」と「素手でよくわからないモノに触れない」

いやホント全くその通りです(__;)あの世界の人間たちの危機管理能力の無さはもはやギャグにしか思えないときもありましたけど、そこがある種ツッコミポイント含んだ面白さになっているところもあるわけですし、それを完全排除して科学考証優先しちゃうのもどうかと言う気がしますしね~。
Editエイリアンの匂いは…「臭っ」でした
Showさんの地元イオンモール徳島まで赴き、4DXにて鑑賞しました。
コメントタイトルの匂いは、正確に言うとエッグチェンバーのシーンだったと記憶しております。
座席が揺れるのは楽しいのですが、顔にブシュブシュと風を浴びせられるのがちょっと…

『コヴェナント』の内容については、ワタシも残念に思いました。
1979年の1作目をなぞるような構成ではありますが、同じ監督とは思えない雑な作りという印象です。
未知の惑星に上陸するのに気密服も無いのはさすがに…

1作目が傑作として揺るぎないのは、エイリアンの設定やデザインの衝撃や、緊張感の途切れないスリラーとしての優秀さの他にも、
細やかなSF演出の効果もあると思います。

ノストロモ号が惑星に降下する際に1回だけ噴射するとか、
リプリーが汚染されたケインの乗船を拒否して他のクルーと軋轢が生じてしまうとか、
「おお、クール!」と思わせるセンス・オブ・ワンダーな部分が、今回の『コヴェナント』には欠けていると感じました。
Edit体感シアターで「痛み」も表現できたら面白いかも
> 楽珍劇場 さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(._.)m

イオンのMX4Dとシネサンの4DXは微妙に演出・効果が違うらしいので今度は後者にチャレンジしてみるのも面白いかもしれませんよ。あれホントはVRグラス被って座るのがいいように思うんですが、たぶんそうなるとクライマックスで確実に酔いますね( ̄。 ̄;)

で、そーなんですよ、めっちゃ「雑」なんですよね。「プロメテウス」のときからめっちゃ気になってたんですけどリドリー・スコットも70過ぎてその辺の細かいことはわりとどうでもいいと思っているのか、真意のほどはわかりませんが表現者として「出来てたことが出来なくなっている」のはどこか近年の宮崎アニメに相通じるものを感じてしまいます。

「コヴェナント」に関しては私も"残念"という言葉が一番しっくりくる感想だと思います。
Edit<拍手コメントのお礼>
> K さん

こんばんは、拍手コメントありがとうございました<(_ _)>

デイビッドは前作から行動が「?」な存在でしたけど、最初は単純にアッシュの役どころをふっているのかなと思っていたんですが、あれはまさかでしたねー・・・

※よかったらこれを機にまたいつでも遊びに来てください。あらためましてよろしくお願いいたします。
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