You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴るブログ

Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

ネズミ印だとこうも変わっていくのか

今年最初に見た映画は「スターウォーズ・最後のジェダイ」になった。

最初に書いてしまうけど我が輩はこれダメでしたわ(゜´Д`゜) なのでこの後の記事はネガティブな言葉がだらだらと続いていく可能性が高いので、未見の方はここからスルーしてくださいませ(いちおうストーリーの根幹に触れるようなことは書かないつもりだけど)


実は見てきてから既に一週間以上が経っているのだけれども前記事である「GODZILLA」の感想と同様に今回も自分のリアクションに自信が無いと言うか、この映画に全然ノレなかった己の感性は果たしてどうなんだと自問自答したくなるほど消化不良の状態が今日まで続いていたのであった。

前作である「フォースの覚醒」はなんだかんだ言ってもハン・ソロとレイア姫の復活にワクワクしたし(言い方悪いけどさすがは腐ってもハリソン・フォードだと)新しい主役であるレイ(デイジー・リドリー)とフィン(ジョン・ボイエガ)とBB-8のトリオも良いメンバーだなと思っていて、脇ではキャプテン・ファズマみたいな華のある敵キャラが登場したのも歓迎できる要素だったと思うのである(我が輩ホントはカイロ・レンよりこっちを前面に出してほしかったのだが)

何より「フォースの覚醒」はまさかの新シリーズ復活によるお祭り気分が充満した映画だったと思うのだよ。翻ってこの「最後のジェダイ」では"もうひとりのなんだかんだ"であるルーク・スカイウォーカーが全然かっこよく映っておらず、我が輩は彼に向かって「さすがは腐ってもマーク・ハミル」とはこれっぽっちも思えなかったのですわ。

ルークがひとり隠遁生活を送っていたわけも「え?そんなちっちやい理由で?」(;゜ロ゜)てな感じだったし(レイの至極まっとうな説得(父親のベイダーを改心させた貴方ならなんでもできるとレイに説教(?)されていたのはまさしくそのととおりやないかい!と観客全員からツッコまれたんじゃないか)を聞いていると、彼女と一緒になってキミは今までいったい何を引き籠もっていたのかと言ってやりたい気分になる。

そもそも自分にとってはヒーロー以外の何物でも無かったルーク・スカイウォーカーが半ば人生をドロップアウトした偏屈ホームレス爺ちゃんみたいな描き方をされたのはあまりにも納得がいかない。たとえ30年以上の年月が経過していようとも少しくらいかつてのルークらしさを見せてくれても良かったんじゃないのかと、ここはめっちゃ物申したい気分になってしまった(オビワン風のキャラ変ならまだ許せたのに。あと、R2D2との邂逅で彼がルークを説得するのに使った「Ⅳ」のときのレイアのホログラフ(「ヘルプ・ミー・オビ・ワン・ケノービ」)を見て「ずるいぞ」と苦笑して返すところはすごい良かったけどね)

だいたい今度のファースト・オーダーにしろレジスタンスの側にしろ、ものすごい所帯の小さいグループ同士が小競り合いをしているように見えてしまって、その煽りでどのグループのリーダーも全部小物感が強くなってしまっているのね(カイロ・レンを筆頭に皇帝もどきのスノーク(この名前聞くと「ムーミン」に出てくるヤツを思い出すな)も然り、レイアの代行で指揮を執るホルド中将(ローラ・ダーン←だいたいアンタ誰やねん?と言いたくなる唐突な登場の仕方。好きな女優さんだけにこの起用はちょっとどうなのかと)もそう。ここは彼女じゃなくアクバー提督で良かったんじゃないのか。

それと私がいちばん乗り切れなかったのは主要キャラ達の魅力の無さという点で、前回良かったレイは特に理由もなく強いフォースを持っていることになっていたり(新時代の若者はジェダイの血脈を持たなくともフォースを持って生まれてくるという事なのかもしれないけど←ラストに登場した子供もそういうことなのかなと。今後こういう新時代のジェダイは大量に誕生するという暗喩だったのかも)「なんで彼女なのか」という理由付けが一切無いまま中心人物になってしまっていたのが違和感ありあり(あの程度の修行で確変モードになっちゃったの?みたいな)

で、フィンにいたっては活躍殆ど出来ず印象に残ったのはなんだい彼はブス専(こういう言い方ってほんと失礼で申し訳ないと思うけど、私はローズ役のケリー・マリー・トランがちっとも可愛く見えなかったのだよ( ̄。 ̄;))だったんかということくらい。私のお気に入りだったファズマも「あんなこと」になってしまったしなあ・・・

もともと我が輩は前作からアダム・ドライバー演じるカイロ・レン(こんな青びょーたんみたいな子が今後も悪役として話の中心に居ていいのかね)とポー(オスカー・アイザック)は全然気に入っていなかったし、今回もローズを筆頭にDJ(ベニチオ・デル・トロ)、宇宙鳥(?)のポーグ、宇宙狐(??)のヴァルプテックス、と見事なくらい好きになれるキャラを見つけることが出来なかったのだった(個人的に唯一気に入ったのがルークの居た星の魚みたいな原住民で、少し砂男の焼き直しぽかったけどアレはなかなかおもしろかった)

こうなってくると映画に対して思い入れを抱くのはけっこう難しくなってくるし、ドラマ以外でも戦闘シーンが「ジェダイの復讐」のリメイクみたいな絵になっていたのが既視感強くて(あれは狙いとして敢えてやってるのかな~)「フォースの覚醒」「ローグワン」で見せてくれたような「おおっ」という新味のある映像(見せ方)もあまりなかったような気がするのだ。

全体的には銀河の中心と言うよりは隅っこの方で揉め続けているイメージとでも言おうか、我が輩にはどうにもスケールの拡がりを感じられない物語だったように思えたのである。

まあどんなシリーズでも三部作の真ん中というのは「こういうもの」(中途半端に終わっていくもの)なのかもしれないのだけど、スターウォーズという大河物語が変節の時期に来ているのは間違いないところなのだろう。きっと次のエピソードでいったん完結した後は何のしがらみもない(旧作のキャラが一人も出てこないような)まったく新しいスターウォーズが作られていくのではないだろうかね(ディズニーの事だからたぶん商売になるうちは延々と続いていくのだろうし(^_^;)そうすりゃいずれは我が輩みたいなじーさんファンからあーだこーだ言われることも無くなるだろうしねー・・・)
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Comments
Editおはようございます!
所詮、解りやす~いディズニー映画か~って感じに仕上がってしまいましたね。
今回の記事、しろくろさんと、全く同意見です。

思い切って、ルークが自閉ダークサイドに落ちそうなところを、
レイアとレイで引き戻すなんてストーリーを思いついちゃうくらいですよ、

今回のは、駄作ですね!

単なる、スピンオフ作品、アニメで良かったじゃないかと、
クローンウォーズに失礼かな(笑)
Edit全方位気配りが逆に裏目に出たのかなと
>ダリルジョン さん

こんばんは、コメントありがとうございます_(._.)_

さすがに駄作とまでは思っていないのですが(^0^;)なんて言いますか、あらゆる世代にウケなければいけない!みたいな強迫的マーケティングを優先した結果、けっきょくはどっちつかずな内容になってしまったのかなと思えなくもありませんでした。

なんとなくですがとりあえず今は互換はあるけど今度のアップデートで完全にOSが入れ替わってしまうかのような、そんな現象に近いような感覚を覚えていますね~。

それと自分の中じゃ何処まで行ってもSWと言うヤツは憎みきれない存在でもあるので(^_^;)この後も追いかけて続けて行くつもりです。
Edit
スター・ウォーズは、40年前にデス・スターが爆発した瞬間に終わっているのであって、後はそれの二次創作に過ぎない、と思ってますので、「帝国の逆襲」以降は、ストーリーすらよく覚えていませんし、「ファントム・メナス」以降は見てすらいません。

そもそも、「帝国の逆襲」にしろ、「ジェダイの復讐」にしろ、あんな爽快感のない映画が「スター・ウォーズ」だなんて思いたくないのです。

偏見は認めます。とほほ。
Edit熊のぬいぐるみが好きなので「ジェダイ」は気に入っております(^_^;)
>ポール・ブリッツ さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(__)m

やっぱりとどうしてもSWって各作品の初見が自分の世代的なタイミングもありまして(Ⅳ=小学生 Ⅴ=中学生 Ⅵ=高校生)特に初期三部作は全部10代の時に見たせいか刷り込みが強烈なのですよ( ̄。 ̄;)

なのでこの三つはまず嫌いになれないんですよね。

反対にⅠ~Ⅲはオッサンになってからの体験だったのでここからは私もオマケ扱いになっているような気がします。
Edit賛否両論ですねぇ
と言うか、全世界的に否定意見が多いみたいで
「今回もそこそこ楽しめた( ^ o ^ )」なんてとても言えない雰囲気…

ただ気に入ったのは主にビジュアル面でして、
特に石の惑星?での後半戦はかなり好きなんですよ
明らかに『帝国の逆襲』のホス戦を意識しているシーンが多いし、
白い大地に真っ赤な粉塵が巻き上げられるとことか、とても綺麗でした
Edit憎みきれないスターウォーズ、という感じです
>楽珍劇場 さん

こんばんは、コメントありがとうございます_(._.)_

>>白い大地に真っ赤な粉塵が巻き上げられるとこ

あー、確かにそうですね~。私あそこは最初ポッドレースの焼き直しなのかと思ったんですが、楽珍さんが言われるようなオマージュの説の方が納得できます(雪→塩に替えたのはそう考えると上手い変更でしたよね)

あそこは対決ムードが盛り上がってきて良かったんですが、最後がぐたぐだになってしまって、なんだよオマエラけっきょく何かしたいの?という気持ちで見てました(^_^;)

まあたぶん次の映画もなんだかんだ文句言いながら見に行くだろうとは思うんですが、もう少しなんとかしてほしいなってのはすごい思いましたねー。
Edit
そうですか、ノレなかったですか。私はルークがこれまでのシリーズの中で一番かっこよかったと思っているんですね。
7は父と息子の話、8は師と弟子の話、ということは9は母と息子の話にならなければ辻褄があわないのではと思うのですが、無理ですね。
Edit全然ダメとは思ってないんですが
>kei さん

こんばんは、コメントありがとうございます_(._.)_

そーなんですよ、自分でも意外だったのですが(最初から自分の中でそんなに高いハードルを設定しているつもりは無かったので、きっとノー天気に楽しめると最後信じてました( ̄▽ ̄;))今回はハマれなかったなあという心境です。

このへんは見る側の旧キャラに対する思い込みで全体の印象が変わっていくような気がしますね~
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