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You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりとゆるく綴るブログ

Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

いつまでもアタマに残る「ポン!」と「よろしくで~す」の声

10日の夜仕事帰りに見てきた「カメラを止めるな!」のはなし。いやもうめちゃめちゃ面白かったですわ( ̄▽ ̄;) 見てない人は一刻も早くお近くの映画館へ行った方がいいスよ。
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徳島ではこの日から二週間限定で上映が予定されているそうだ(劇場はシネマサンシャイン北島)以前も書いたのだがこうしたある意味マイナーな映画がここ徳島でかかるなんてのはホントに珍しいことなのである。それだけ口コミによる拡散が効果的に拡がり、噂に噂を呼んだ結果こういうことに(当初は東京の単館系二館だけの公開だったのが今現在では四七都道府県約150館にまで拡大上映されている)なったのだろうとは思うのだけど、徳島だとこのパターンは「この世界の片隅に」以来のはず。

少し前からネット・テレビ等で「これスゴイよ」という声が飛んでいたのは知っていたし、町山智浩・宇多丸と言った好みの評論家さん達が絶賛していたこともあっていつかは見てみたいなと思っていたのだけど、まあどうせ徳島には来ないだろうから( ̄▽ ̄;) ビデオスルーを待とうかな、と半ば達観に近い諦めをしていただけにこの急遽公開は久しぶりに心が躍ったのであった。

で、いつもなら前売りなんか買わずいきなり劇場へ行ってチケットを買っている我が輩なのだが、今回は平日とは言え初日だしそれだと良い席空いてないかもと思いめずらしく朝一で職場からネット予約。この時点でもう5分の一くらい席が埋まっていたので押さえておいたのは正解だった(私が行ってきたのは20時からの回)

最終的には全270席の殆どが埋まりほぼ満員となった館内で前半は緊張と困惑(?)による静寂が、中盤から終盤にかけては爆笑に次ぐ爆笑が発生。映画終わりで帰りの道すがら観客たちは皆口々に「面白かったな~」と言い合っていたし私はお一人様ではあったけど心の中では他の人たちと同じように大満足していたのである(あの館内での"大ウケ度"をリアルに体感したら余計そう感じてしまったなあ)

それで「じゃあ何が面白かったのか?」と聞かれるとこれがホント説明に困るんだけど(ナニ言ってもネタバレに繋がりそうで口にするのはたいへん難しい。たぶん見た人なら全員そう思ったことだろう)断片的に紹介されているものでは「冒頭37分のワンカットゾンビサバイバル」というのが売りであるのは間違いなく、またこれが実に長い伏線として機能しており最終的にはケツの毛一本残らない状態で回収されていくのだ。あの映画的快楽溢れる伏線回収の気持ちよさと言うのか、ここにこの映画の楽しさすべてが詰まっていたと思うのである。

映画の構成上で近いモノを揚げるとするとそれは例えば「キャビン」のようなメタホラー(劇中で起こる事象にはすべからく理由があるという)を下敷きにしてもう一本別のメタフィクションが存在している多重構造映画と思ってもらったらなんとなく内容の想像は出来るかもしれない(こーいうのを"メタメタ映画"(ひじょーに低レベルな親父ギャグ駄洒落(゜Д゜;))などと言ってしまえばただの凡作みたいになってしまうけど、なんか旨い喩えがないものか)

それで帰ってきてから思ったことなのだけど、この映画よくある「オチがすべて」みたいな作品とは違っていて、本編全体の流れがおそろしくキレイなのである。しかもそのことに気がつくのは映画が終了してエンドクレジットが流れ出す頃なので、感覚としたら一気呵成に感動と満足感が襲ってくる気分に浸れるという、ここが実に素晴らしいのだ。

そのためポイントポイントではなく映画そのものに対する愛おしさ(不思議なもんでこうなると出ているキャラも全員好きになってしまうなあ(ーー;)←今日のタイトルは劇中のお気に入り台詞から引っ張ってきた)みたいなものを感じてしまうために、ああもう一回見ておきたいなといった独特の心理を抱かせる事にも成功していたと思うのである(おそらくここまでヒットしているのはそういうリピーター予備軍を生み出している事もあってのことだろうし、実はネタバレを知った上で見ても十分楽しめる映画でもあるのだよ)

まあそんなわけで、本来は私のブログ記事含めて余計な情報もシャットダウンした状態で鑑賞に臨むのが正しい方法だとは思うが、最初は珍品・異色作と思わせて最後にはとっても「良い映画」で終わる、なんとも卑怯な痛快娯楽映画(至高の褒め言葉)であったと敢えて一言だけ言わせていただきたい。
 
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Comments
Edit
「カメラを止めるな!」面白かったですね〜!
劇場で観ることができて、共有できてよかったと思える感じの映画ですね。

ただ、まだ観ていない人にどうオススメしていいか迷うところですね。伏線のことを言うわけにもいかず「とにかく笑えて面白いんだよ」としか説明できない…。
Editそーなんですよ、勧めたいのに言葉に困ると言うね
>くま さん

こんにちは、コメントありがとうございます。

それからご無沙汰しています。お元気そうでなによりです(^_^;)

これまったくその通りで、私も最初に勧めたのは家内だったんですが「ゾンビなら行かない」と言われて説明するのに往生しました(ーー;)

最後は「だまされたと思って見てくれ」って言うしか術が無かったですもんね(けっきょく私二回見るハメになりましたけど、中身わかってても全然楽しかったです)

Editご無沙汰してます~
こちらのブログを拝見してから、一昨日見てきました🎵
これって、映画やドラマの制作に携わったことがある人が見たらめちゃ共感・感動できる内容かなと。そして、やはりあの冒頭のホラーシーンからもう一度見直したくなりますよね(笑)
後になってあの不自然な間はそういうことだったのか~とかわかりますよね。最後の最後に本当の⚪⚪による⚪⚪シーンが出てきて、そこもまた良かったです。
Edit実は私もいちおう
>マナサビイ さん

こんばんは、コメントありがとうございますm(._.)m
お久しぶりでございます(^^)

私も若い頃に自主映画をやっていたことがあるので、あの現場の空気というのは多少なりとも懐かしく感じられましたし、また共感できる要素(それとこんなんだったら良かったのになあと言うあこがれみたいな物もありましたね)も多分にあって、すごい「ええもん」を見せてもらえたなと言う気分に浸れていました。

てな話をもっと具体的に書きたいのですが( ̄。 ̄;)そこはなかなか勇気がいります。ホントならあの音声さん役の彼が急に××して△△になったとことか、個人的にはめっちゃウケた箇所なのでもっと語りたいんですけど。

とりあえず今は急遽発売の決まったサントラを買おうかと思案中です(^_^;)
Editホントに面白い
初めまして。
私も先日見ました。
何が話題なのか知りたくて見たのですが、納得!前半が終わったときは、これのどこが?って感じでしたが、後半は抱腹絶倒!涙が出るほど笑ってしまいました。
ここ10日間ほどで、2本の試写会と3本の映画(うち1本は2回目)を見ましたが、リピートの1本をのぞくと一番面白かったです。
生身の人間が生身で演じる映画、原点に返った映画がいいのかなと思います。
Edit途中で退席した人が今思うとかわいそうだったなと
>あっけまま さん

こんばんは、はじめまして。
コメントありがとうございましたm(._.)m

確か私が見に行ったときは例のゾンビパートの途中で帰った人がいたんですよね(きっとこりゃダメだと判断したんでしょうねー・・・)あの人今頃ぜったい後悔していると思います(^_^;)

ここまで幸福感のある映画だったのかっていうのはエンドロール終わって劇場が明るくなってから感じました。映画見に来てこういう感覚は久しぶりだと感じました。

※これを機に今後ともよろしくお願いいたします。またいつでも遊びに来てください(^^)
Editうどん県でもようやく上映されました
面白かったです!

前半は正直観てるの少しキツかったんですが…
まんまとしてやられたという気持ちです

あと、ヒロインのお尻を狙ったカメラ目線がやたらエロかったのと、
プロデューサーのおばさんの顔が特殊メイクみたいだったのが印象的でした
Edit「Vフォー・ヴェンデッタ」のマスクみたいでした
>楽珍劇場 さん

こんばんは、コメントありがとうございます_(._.)_

味のあるキャストの中でも特にあのおばちゃんは強烈でしたよね( ̄▽ ̄;)(今時だと「クセがすごい顔!」と言えば良いのかも・・・)

それと私もあのお尻からの煽りバックショットは気になっていたのですが(ーー;)彼女もともとはグラビア上がりらしいので(或いは本人もスタイルには自信があったんで)ああいうアングルもオッケーだったのかもしれませんね。


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