現実とはなんだ!?

卵買うの忘れたのでノーマルチキンラーメンを食う。カミさんの指令通り植物に水もやり、後はひとり寛ぐ。今日はゲオで借りた「マトリックス」をDVDで再見したのだが(吹き替え版を見たかったのだ)いろいろ確認したいことがあったからなのである。

本作は傑作か否かという議論を以前映画好きの友人と酒の席で喋ったことがあったのだが、ワシは今回やはり前者であるとの確信を得た。初見の時はだいたいワシの感想も「予告以上のものがない」「押井アニメのパクリ」「カッコいいだけで中身がない上話もよーワカラン」等々そんな程度のものだった。

しかしながら「映画の見方がわかる本」などで知られる町山智浩氏のエッセイを読んで以来、この映画に対する印象は一変。

特に劇中モーフィアスが語る台詞_

「現実とは脳が解釈するただの電気信号にすぎない」
...then "real" is simply electrical signals interpreted by your brain.

コレにはしばらくぶりで超・ナットクさせられてしまった。

齢30もすぎると映画のセリフくらいでどーたこーだと思うことなんてそうそう無くなってくるものだけど、コレはもうワシにとっては「あー、なるほどなあ」と唸らずにはいられないコトバだった。

それはつまれり邪念いっぱいでこの映画を見ている自分が、実は脳の中だけで「映画を見ている」と認識しているだけの存在なのかもしれないし、或いはまたそれを別の誰かが・・・・と極端なことまで考えさせられてしまうという、このへんの果てしなくループした妄想かつ仮想の世界を多少でも体感できてしまうところがこの映画の凄いところではないかと僕は考えるのである。

一旦そんなことをアタマに入れて再見すると、その見た回数だけおもしろさが増すという、ある種特殊なジャンルの映画ではなかったかとも思うし、ホントに異色の傑作と言っても許されるものではなかったかと、個人的にはそう思う。


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