You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて

見た映画・テレビの話をだらだら且つのんべんだらりと綴るブログ

Category: ◆超銀幕無法地帯・激動編=劇場で見た映画の話  

殺伐と和やかさが同居する映画三昧

恒例の平日有給取得。朝から映画を見に出かける。

一発目は「ミュンヘン」ミュンヘンを見た。

映画の日で天気も悪かったせいか今日のシネサンは人多い。「ナルニア国物語」の予告もそろそろ飽きてきたぞ(去年の秋くらいからやっているような・・・)

いきなり72年のミュンヘンオリンピック村での騒ぎからお話が始まって、当時のニュース映像とのシンクロが見事に融合しているのに驚いた。イスラエルとパレスチナの問題についてなんの予備知識もないワシだったけど(落合信彦をもっと読んでおけば良かったのかも)もう冒頭からこちらの集中力は鷲掴みである。

祖国のためと信じて不器用な逆テロを仕掛けるアヴナー(「ハルク」のエリック・バナ)達のチームはあまりにも人間くさく、また敵国のメンバー含め登場する連中も皆同様なので「コイツが悪くてコイツが良い」という線引きが出来ぬままストーリーが進行していく。

ある種超・傍観者的な気分で映画を見ている状態だったので映画的なカタルシスはほぼ存在していないが、それでも見た後の満足感は大きかった。スピルバーグ映画の新作としては何時以来かという「内容のある」1本だったように思う(ラストシーンで背景に貿易センタービルがCGにより街ごと再現されているらしいのだが、迂闊にも普通の実景としか思えなんだ・・・)

そして一旦自宅に帰投し今度は夜に夫婦で再来場。「博士の愛した数式」博士の愛した数式を見る。

まだ原作本の方を読み切っていないのだけど、待ちきれず先に映画を見てしまった(__;)ワシが読んでいるところまでで映画の半分くらいを占めていたのでちょうど良かったかもしれない。

原作前半と映画全体でのイメージの差違というのはさほど感じなかったが(映画の方では大人になったルートが随所で数学についての”授業”をしてくれるというのが構成としてはありがたかった。これは映画ならではのわかりやすさ)

長野で撮影された景色が実に効果的でコレはヒーリング映画なのかと錯覚してしまうほどだった。実際物語的にはそんなに劇的なことがおこるわけではなく(義姉との関係がもう少しドラマチックに描かれるのかと思ったけど、思わせぶりで終わってしまったし)あくまでも穏やか且つ緩やかに話が進んでいくので、終始和んだ気持ちで映画を眺めていることができるのだ。朝に見た「ミュンヘン」との組み合わせが効果的だったのだろう。正反対の世界を同時に見たというのが心のバランス面でもよかったに違いない。

結論から言えばヨイ映画だったとは思う(でも1000円以上はちょっと惜しいかも・・・どちらかと言えば深夜にビデオで見た方がよりしっくりくる映画だ)

キャストでは博士役は寺尾聡以外ないだろうというほどはまっていたけど(アテ込んで書いたかのような雰囲気すらあった)深津絵里と浅丘ルリ子はちょっと違うかな~と思ったなあ。本を読んだときの印象では深津→若い頃の大竹しのぶ 浅丘→岸田今日子 と言うイメージだったのだが。

それはそれとしても深津絵里個人はは相変わらずイイ。いーぐる⇒ 劇場公開映画(邦画)【邦画】 BANDAIVISUAL 【(ハル)】 BCBJ-1083以来ずっとファンなのだが、このまま味のある女優さんになってほしいス。



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