明日を捜せ

昼から北島で「トゥモローワールド」を見た。

公式
ウィキペディアの解説
映画生活
eiga.com



いや、面白かった(__;)と、言うかひさしぶりに「ちゃんとした映画」を映画館で見たなという感じ。春に見た「ミュンヘン」もそれに似た感想は持ったけど、アレはランニングタイムも長かったし上映時間が冗長な中での印象だったので、この映画のように二時間切る尺でこれほどの内容に出会えたことには驚かされた。

子供が生まれなくなった理由付けとか、テロ組織も国家側も何がやりたいのかよくわからないというといった意見も耳にしたけれども、そんなことは枝葉中の枝葉であって、世界におそらく一人であろうと思われる子供を救うことによって人類の明日を残そう、希望を繋ごうというのが作品テーマの芯としてどおんと存在してあるわけだから、このへんの批判はしたところで意味がないとワシは思うのだ(それからするとこの邦題は止めた方がよかったんじゃないの?原題の"Children Of Men"をそのまま使うか直訳に近いような翻訳でやったほうがラストシーンは効いたような気がするのだけど。どう見たって"人類の明日はどっちだ?"的な話をタイトルの時点で語ってしまうのもどうかと)

ともかくこの映画は人類そのものが過去への回帰と近視眼的な生き方しかできなくなっているという風情の描写があまりにもリアルでよい(マイケル・ケインはジョン・レノンを意識した芝居をしていたのだろうか??)またロングショットを多用したドキュメンタリータッチの映像が、SFなのに現実感を持ってこちらにどんどんと迫っても来る点もかなり気に入っている(どーやって撮ったの?というシーン多し←特にピンポン球でのキャッチボール等)

コレは特にヒットしたり世間で話題に上ることもそんなにない映画だと思うけれども、未見の人には是非お勧めしたい一本であるとわたしゃ言いたい。


関連記事

0 Comments

Leave a comment